ショート動画SNSの運営などを行うUtakata(ウタカタ)は、10代から50代のYouTube視聴者283人を対象に「YouTube企業アカウント」に関する調査を行った。すると、企業の公式アカウントにチャンネル登録している人は、57パーセントと過半数であることがわかった。
理由の1位は、その企業の製品やサービスが好きだから(106票)、2位は投稿が面白い(70票)だった。割り引きやキャンペーンなどのお得情報のためとの答えは20票と意外に少数だ。
また、公式チャンネルで発信してほしい情報を尋ねると(複数回答)、商品やサービス、キャンペーンに関する情報が100票以上を占めたが、「エンタメ投稿」も93票と多かった。
好きな企業アカウントのランキングは、同率1位がNintendoとマクドナルド。2位がわかさ生活。同率3位がジャンプチャンネルと東京ディズニーリゾートなどとなっている。
Nintendoが人気の理由として、「最新のゲームやワクワクするネタをライブで公開しユーザーの購買意欲を誘っている」、「CMの映像だけでなくイベントの映像など気になる人が多いであろうコンテンツがしっかりある」といった意見が寄せられた。マクドナルドの場合は「コラボ商品やコマーシャル動画で楽しませてくれるから」という意見があった。わかさ生活は「投稿が面白いのはもちろんですが、そこにうまく自社の商品の宣伝を混ぜ込んでいるから」ということだ。
たとえばアサヒ飲料の公式チャンネルに対する「CM以外にも様々なタイプの動画を発信している」との意見からわかるように、メディアの特徴を活かして、ほかでは見られない楽しいコンテンツを豊富に揃えたチャンネルの人気が高いことがわかる。
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