ここでは、都内に数ある博物館・美術館の中から、東京と日本の現代と歴史を俯瞰し、その文化の過去と未来を感じることのできる施設を5つ厳選して紹介しよう。
草間彌生美術館
現代アートが好きなら、草間彌生美術館は絶対に見逃せない。90歳を超えても精力的に活動を続ける日本人芸術家、草間彌生の作品展示に特化したこの美術館は、世界最大のコレクションを誇る。入場は日時指定の完全予約・定員制で、チケットは毎月1日に発売され、すぐに売り切れてしまうので注意が必要だ。チームラボボーダレス
チームラボボーダレスの展示をインスタグラムの人気動画で見たことのある人もいるかもしれないが、このインタラクティブなデジタル3Dミュージアムには、実際に足を運んでみなければわからないすばらしさがある。SNS映えのする写真を撮影できるというのも魅力の1つだが、それだけではない。動くアート、隠された部屋、革新的なインスタレーションなど、一瞬で童心に帰れるような展示が楽しめる。
国立新美術館
六本木にある国立新美術館は、村上隆からカルティエまで、世界中の優れた現代アートやクラシックアートを紹介している。日本最大級の展示施設で、国内随一のインタラクティブなアート展示を楽しもう。三鷹の森ジブリ美術館
ジブリ美術館は、スタジオジブリのアニメ作品のファンであろうとなかろうと、初めて東京を訪れる人の旅程に組み込むべきだろう。この風変わりな美術館は、建築も含めて宮崎駿監督の構想を具現化したもので、カラフルな外観と敷地を囲む深い緑の林は、細部にこだわった館内の展示に負けず劣らず印象的だ。(チケットは日時指定の予約制)東京国立博物館
上野公園内にある東京国立博物館は、ぜひとも丸1日かけてじっくり見学したい。日本で最も長い歴史をもつ博物館であり、世界で最も包括的な日本美術のコレクションを所蔵している。展示されている日本の美術品は10万点を超え、探索と発見を楽しむことができるほか、いつもさまざまな企画展を行っているので、訪れるたびに新しい発見がある。(forbes.com 原文)