4. 支援体制とリソースが整っている
2024年現在、起業家を取り巻くエコシステムはかつてないほど支援体制が整っている。数えきれないほどの組織やネットワーク、プログラムが、女性起業家が成功できるよう支援に力を注いでいるのだ。女性が率いるビジネス向けのメンターシップ・プログラムから、資金調達、補助金獲得まで、利用できるリソースは多様に存在する。ビジネスを立ち上げて成長させていく上での負担を大幅に軽減してくれるはずだ。
5. 社会にインパクトを生み出す
社会的インパクトを優先したビジネスモデルを選び、持続可能性や地域開発、社会正義などの問題に取り組む女性起業家は多い。自らビジネスを立ち上げることで、変化を促し、社会に積極的に貢献できる力が手に入る。社会的インパクトを重視すれば、地域社会に利益をもたらすだけでなく、ビジネスの評判と顧客ロイヤルティも向上する。
6. 未来の世代に刺激を与える
起業して成功した女性は、未来の世代にとってロールモデルとなる。若い女性たちは、成功を収めた女性起業家の姿を目にして刺激を受け、向上心と粘り強く取り組む姿勢を育んでいく。こうしたインスピレーションは波及効果を生み、起業家を目指す女性が増えて、ビジネス界に存在するジェンダーの壁をいっそう突き崩すことにつながっていく。つまり、2024年に起業するよう多くの女性に呼びかけるのは、男女平等のためだけではない。労働力をフルに活かして経済成長を促進するためでもある。
女性起業家は、多様な観点と革新的な解決策をもたらす。また、業界や地域社会を一変させ得る社会的インパクトを起こすことに熱心だ。女性が起業家の道へ踏み出すことで、個人的地位を向上し、経済力を手にし、未来の世代を勇気づけ、より包摂的で公正なビジネス環境を実現できるはずだ。
(forbes.com 原文)