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2024.07.01 12:00

投資先として最適な欧州の都市トップ10

モナコ(Shutterstock.com)

8. スペイン・ラ・ゴメラ島(カナリア諸島)/観光業、FIRE、自然愛好家

地元の労働力にも就労している外国人にも、ドイツ語、英語、スペイン語など複数言語の話者が多いことが、投資先としての強みの1つ。サーフィンやハイキング、海水浴など、自然のなかでの余暇活動を楽しめることも、充実した住環境というメリットを提供している。
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ラ・ゴメラ島の1平方メートルあたりの土地価格は、およそ1932ユーロ(約33万円)で、バルセロナの3分の1、マドリードの2分の1程度となっている。

9. ベルギー・ルーベン/マニュテック(マニュファクチャリング・テクノロジー)、スタートアップ、バイオテクノロジー、 食品・飲料関連業界、イノベーション、高度なスキルを持つ労働者、プルリリンガル(複数言語の話者)

フランダース地方の学生の街、ルーヴェンでは1年中ほぼいつでも、数多くの質の高いイベントが開催されている。余暇の過ごし方の選択肢も多い。

不動産価格は首都ブリュッセルの高級住宅街に比べれば手ごろで、生活の質の高さや治安の良さも長所。ルーヴェンは欧州の都市のなかで最も犯罪率が低い都市でもあり、その水準はブリュッセルのおよそ4分1となっている。

10. イタリア・ミラノ/フィンテック、ファッション、食品、製薬

80万以上の企業が本社を置くこの年は、数十年前からイタリア経済の中心的な存在。国内のフィンテック企業の半数近くが、世界のファッションの中心地として知られ、関連企業およそ1万1000社があるミラノを本拠地としている。域内総生産(GDP)は、3900億ユーロ(約67兆円)を超える。

レザーのなめし加工に関する伝統とノウハウにイノベーションが加わり、ミラノは現在、ファッション産業に革命を起こしている人工皮革、「ヴィーガンレザー」でも注目されている。
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forbes.com 原文

編集=木内涼子

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