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2024.06.26 16:45

デジタルクローンが会社の理念を承継

プレスリリースより

大阪の進和建設工業は、新社長への事業承継に際して、会長に就任した前社長の思いや経営ノウハウを次世代に伝えるために、自身のデジタルクローンを制作した。事業承継にデジタルクローンが使われるのは世界で初めてのこと。

パーソナル人工知能という理念のもとでAI技術を開発提供するオルツの、「CLONEdev」(クローンデブ)という世界初の人格生成プラットフォームで構築された。人工意識を生成する「CLONE MODERING ENGINE」によって、簡単な操作で利用者の人格をデジタル上に再現するというものだ。

進和建設工業は、経営と技術のノウハウをしっかりと後継者に伝えると同時に、社員の生産性を高める目的でオルツのAI技術を導入したが、会長のデジタルクローンはその第一歩となる。西田氏のクローンは、進和建設工業の理念や価値観を学習しており、英語や中国語などの多言語にも対応するため、同社の国際的な事業展開にも寄与できる。
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対話できるクローン生成「CLONEdev」の実力 複数人で議論も可能


今回のAIクローンはプロトタイプだが、今後、これをベースに西田氏のクローンとの面談、相談、セミナー、講演などが行えるよう、さらに育成していくということだ。
https://clone.dev/

https://clone.dev/

CLONEdevは、近い将来、一般向けサービスが開始される予定だ。現在、専用サイトでは、オルツの米倉千貴CEO、経済学者の成田悠輔氏、ポップアーティストの静電場朔氏のクローンを試すことができる。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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