『メトロイドプライム4』のゲームプレイ映像ついに公開 発表から7年

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宇宙を舞台に活躍する寡黙なヒーローのサムス・アランは、ビデオゲームにおける強い女性主人公の草分け的存在の一人だ。1986年の初代『メトロイド』発売当初、パワースーツに身を包んだ主人公は男性だと思われていたが、ゲームを一定時間内にクリアするとサムスが実は女性であることが明かされる仕組みだった。

当時まだ少年だった私は、サムスが女性であることはとてもクールなサプライズだと感じた。当時のゲームに登場する女性キャラクターといえば、『マリオ』シリーズのピーチ姫、『ゴールデンアックス』のティリス・フレア、『ストリートファイター』の数人といった程度で、あまり多くは存在しなかった。

『メトロイドプライム』は、シリーズ初の1人称視点シューティング(FPS)作品で、『Halo: Combat Evolved』の発売翌年の2002年11月にリリースされた。両シリーズはそれぞれ任天堂とXboxにとって主要なFPSタイトルとなったが、マイクロソフトにとっての『Halo』は、任天堂にとっての『メトロイド』よりもはるかに重要度の高いアセットとなった。

そんな『メトロイドプライム』シリーズの新作となる『メトロイドプライム4 ビヨンド』は、発表から7年が経過している。2017年にはロゴが発表され、2019年には初代『メトロイドプライム』を開発したRetro Studios(レトロスタジオ)が開発を引き継ぎ、仕切り直しとなった。

今回公開されたトレーラーはすばらしい内容だ。私は最近、Nintendo Switchをあまりプレイしていなかったが、2025年の発売に合わせてSwitchを再び手にすることになるだろう。



私は『メトロイドプライム リマスタード』もまだプレイしていないし、良作の『メトロイド ドレッド』もまだ終わらせられていない。プレイしたいゲームが多すぎて、時間がまったく足りない。

任天堂はこれ以外にも、『ゼルダの伝説』シリーズ新作を発表。今回はリンクではなく、ゼルダを主人公にするという大きなサプライズもあった。

なお、『Halo』が2001年11月、『メトロイドプライム』が2002年11月に発売された一方で、もう一つの伝説的FPS『Half-Life 2』が2004年11月に発売されている。つまり、私たちは『Half-Life 3』の発売をかれこれ20年近く待っていることになる。これと比べると、『メトロイドプライム4』の8年はそう長くないかもしれない。

forbes.com 原文

翻訳・編集=遠藤宗生

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