マーケティング

2024.06.19 17:05

Googleマップからの飲食店利用率が高い 比較検討は3店舗以内が多数

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近くに美味しいお店はないかと調べるとき、どんなツールを使うだろうか。インスタや口コミ系サイトなどさまざまな手段があるが、Googleマップを利用して探したユーザーの行動についての調査を、店舗集客を支援するトライハッチが行っている。
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それによると、この3カ月の間にGoogleマップを利用して飲食店を検索し、実際にその店へ行った人は、73%に上った。

検索する際に比較検討した店舗数は、「3店舗」が31.4%ともっとも多く、3店舗以内が7割を占めている。

比較検討した際にGoogleマップ上で取った行動としては、「ルート検索とウェブサイトをクリック」が36.5%でトップ。続いて「ルート検索のみ」が31%、「ウェブサイトをクリックのみ」が18.6%と続いている。お店のウェブで情報を知り、その場所へのルートの確認する人が多く、店舗へ電話するという行為はほとんどいないことがわかる。

また、別の調査では比較検討で口コミによる星評価がある場合、何点以下だとネガティブに感じるかとの問いには、3点以下が32.0%でもっとも多く、次いで3.5点以下が21.6%、2.5点以下が17.8%と続いている。

Googleマップで飲食店を検索すれば、今いる地点の周辺にあるお店を確認できる。そして店舗情報もそこから確認できるので、アプリ内ですべてが完結する。今回の調査結果は3カ月の間にGoogleマップを利用して飲食店を検索した人に絞ったものだが、そもそもGoogleマップで飲食店を検索する人の割合は5割程度いる。飲食店側としては、こうしたユーザーの行動をしっかり認識し、しっかりとGoogleマップ上の情報を登録・更新していくことが、集客につながっていくはずだ。

出典:トライハッチ「Googleマップ上のユーザー行動調査」より

文=飯島範久

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