それによると、この3カ月の間にGoogleマップを利用して飲食店を検索し、実際にその店へ行った人は、73%に上った。
検索する際に比較検討した店舗数は、「3店舗」が31.4%ともっとも多く、3店舗以内が7割を占めている。
比較検討した際にGoogleマップ上で取った行動としては、「ルート検索とウェブサイトをクリック」が36.5%でトップ。続いて「ルート検索のみ」が31%、「ウェブサイトをクリックのみ」が18.6%と続いている。お店のウェブで情報を知り、その場所へのルートの確認する人が多く、店舗へ電話するという行為はほとんどいないことがわかる。
また、別の調査では比較検討で口コミによる星評価がある場合、何点以下だとネガティブに感じるかとの問いには、3点以下が32.0%でもっとも多く、次いで3.5点以下が21.6%、2.5点以下が17.8%と続いている。
Googleマップで飲食店を検索すれば、今いる地点の周辺にあるお店を確認できる。そして店舗情報もそこから確認できるので、アプリ内ですべてが完結する。今回の調査結果は3カ月の間にGoogleマップを利用して飲食店を検索した人に絞ったものだが、そもそもGoogleマップで飲食店を検索する人の割合は5割程度いる。飲食店側としては、こうしたユーザーの行動をしっかり認識し、しっかりとGoogleマップ上の情報を登録・更新していくことが、集客につながっていくはずだ。
出典:トライハッチ「Googleマップ上のユーザー行動調査」より