今週、ネットフリックスはそんな『ピーキー・ブラインダーズ』の映画化(タイトル未定)を発表し、主演のキリアン・マーフィーと、番組クリエイターのスティーブン・ナイト、テレビ番組『コスビー・ショー』やドラマ『ナース・ジャッキー』を手がけたカリン・マンダバッハ、映画『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』のガイ・ヒーリーらが共同製作することを明らかにした。
監督はドラマ版でもメガホンを取ったトム・ハーパーが務め、ドラマ版全36話の脚本を書いたナイトも続投する。
Tommy Shelby returns. A Peaky Blinders Film starring Cillian Murphy is coming to Netflix.
— Netflix (@netflix) June 4, 2024
“It seems like Tommy Shelby wasn’t finished with me……It is very gratifying to be recollaborating with Steven Knight and Tom Harper on the film version of Peaky Blinders. This is one for…… pic.twitter.com/eBSYnKqGpA
マーフィー以外の俳優がどの役を再演するかについての詳細はまだ発表されていないが、シリーズの他の主要人物はポール・アンダーソン(映画『レジェンド 狂気の美学』、映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』)とソフィー・ランドル(映画『ジェントルマン・ジャック 紳士と呼ばれたレディ』、ドラマ『ジェームズタウン』)が演じていた。
今年9月から撮影開始
BBCが報じたところによると、映画版『ピーキー・ブラインダーズ』は、今年9月に英国・バーミンガム中心部のディグベスで撮影が開始される予定で、ストーリーはドラマ版の最終シーズン(第6シーズン)に続くものになるという。脚本家を務めるナイトは、「『ピーキー・ブラインダーズ』の中でも爆発的な一章になる」と語った。「禁じ手なし。ピーキー・ブラインダーズの全面戦争だ」
ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』は、2013年にBBCで初放送された犯罪ドラマシリーズだ。全6シーズンにわたって放送され、英国アカデミー賞テレビ部門で最優秀ドラマシリーズ賞、ナショナル・テレビジョン・アワードでマーフィーが最優秀ドラマ演技賞を受賞するなど、高い評価を得た。