映画

2024.06.08 16:00

人気の英ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』、映画化が正式決定

番組の登場人物は架空の人物だが、1900年代初頭まで英国のバーミンガムで活動していた実在のストリートギャング、ピーキー・ブラインダーズをストーリーのベースにしている。同ドラマでは、犯罪組織のボスであるトミー・シェルビー率いる架空のシェルビー・ファミリーが、第一次世界大戦後、バーミンガム郊外に勢力を拡大するために奔走する姿を描く。

「太ももにタトゥー」、熱狂的なファン多数

エスクァイア誌は『ピーキー・ブラインダーズ』の人気により、トミー・シェルビーの象徴的な髪型や、彼がかぶるニュースボーイ・キャップなど、1920年代ファッションの再流行のきっかけになったと評価する。また、英国家統計局は、番組の登場人物の名前、特にアーサー、フィン、トミーという名前を子どもにつける例が増えたと報告している。

元レスラーで、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などでも演じた俳優のデイヴ・バウティスタは、太ももにトミー・シェルビーをモチーフにしたタトゥーを入れており、ドラマ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』のあるエピソードでは、ピーキー・ブラインダーズのテーマ曲を使用した。

また、ピーキー・ブラインダーズのコアなファンたちは同作品をテーマにした結婚式を挙げ、2018年にはマンチェスターに同作品をテーマにしたバーがオープンするなど、ピーキー・ブラインダーズの人気は非常に高い。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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