竹は軽量ながら丈夫で、程よい弾力性も備える優れた素材だ。
天然の抗菌性や速乾性、防臭効果もあるため、キッチンツールにもよく使われている。我が家では、約10年前に購入した炒め物用の竹べらがいまだ現役なのだが、最近になって2つのアイテムが新たに仲間入りした。
乾きが速いのがとにかく快適。天然素材ならではの雰囲気も魅力
ひとつは、竹美の「
竹製溝付きまな板 TM-CB1」だ。
写真 = 加藤肇
このまな板の最大の特長は、とにかく乾きが速いこと。洗い終わったあとに水切りバスケットに立てかけておけば、すぐに乾燥してくれる。木製のまな板のように黒カビや雑菌の繁殖の心配をしなくていいのは、とても快適だ。
これまで使っていたプラスチック製のまな板は黄ばみや色移りが気になり、時々、漂白剤で除菌・漂白していたが、竹製だとその手間も必要ない。
写真 = 加藤肇
サイズは35×25cmで、一般家庭であれば十分な大きさだと思われる。厚みは1.5cmで、使用時の安定感もある。四辺に溝があるので、焼いた肉を切り分けてそのまま食卓に出すといったこともできそうだ。
天然素材ならではのナチュラルな雰囲気も気に入っている。半年ほど使って、包丁傷や色の薄くなった部分が気になるようになってきたが、オリーブオイルを染み込ませたふきんで表面を拭けばいいのだという。
写真 = 加藤肇
経年変化が味になるのが、天然素材の良いところ。大事に、長く使っていきたいと思う。
●製品名:
竹美 竹製溝付きまな板 TM-CB1 Amazon 楽天市場 ●本体サイズ:35×25×1.5cm
雑菌が繁殖しにくく、イヤな臭いが発生しづらいキッチンクロス
もうひとつは、ナファ生活研究所の「
TAKEFU 竹ガーゼのキッチンクロス」だ。
写真 = 加藤肇
素材には、竹原料100%で作られた再生セルロース繊維(レーヨン)である「TAKEFU」が使われていて、
湿った状態で置いておいても雑菌が繁殖しにくいのが特長。我が家では、キッチン周りやダイニングテーブルを水拭きするのに使っているが、これまで臭いが気になったことはまったくない。
写真 = 加藤肇
目の粗い編み方になっていて、使い終わったらサッと水洗いして広げておけば、すばやく乾く。手入れの手間はほとんどない。
写真 = 加藤肇
3枚セットになっていて、それぞれ色分けがされているので、用途ごとに使い分けることもできる。パッケージには「台ふきん」とあるが、吸水力は綿の約2倍とのことで、食器ふきんとしても活躍しそうだ。
●製品名:
TAKEFU 竹ガーゼのキッチンクロス Amazon 楽天市場 ●本体サイズ:30×39cm
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