2024.05.26 16:00

孤独感なく「ひとり旅」を楽しむための7つのヒント

4)交流の機会を探す

マーシャルが勧めるのは、例えば美術館に行くとき、1人で入館するのではなく、ガイド付きツアーに参加することだ。デイツアーなど、ほかの旅行者や地元の人との交流につながるアクティビティに申し込んでみよう。

また、カフェやマーケットに行ったり、地元コミュニティのイベントに参加したりすることも、人と話し、その土地の文化について学ぶことになるはずだ。

5)現地で「共有できる人」を見つける

小規模企業やブランドのマーケティングを支援するViral Marketing Starsのカティヤ・ヴァーバノワCEOは、旅先に誰か自分とつながりのある人がいないか、リンクトインなどで事前に確認しておくことを提案する。

デジタル・ノマドや、ブレジャー(Business「仕事」とLeisure「休暇」を合わせた造語)中の人なら、コワーキングスペースを利用し、そこでほかの旅行者や地元の人に話しかけてみるのもいいだろう。

世界各地に施設を持つSoho Houseなどに加入すれば、スパやシアタールームなどが完備された住宅に宿泊し、各種イベントにも参加することができる。

6)Airbnb体験を利用する

何度もひとり旅をしているという米国人ミュージシャンのアリッサ・マストは、Airbnbの利用を勧めている。

例えば、養蜂場の見学や折り紙教室など、地元のホストが案内してくれるアクティビティに参加することで、同じことに関心を持つほかの旅行者たちと交流することができる。

7)ボランティア活動に参加する

もう1つの方法は、訪れる土地に何かお返しをすることだ。マストは、「ボランティア活動をすることは、その日一日、そのコミュニティの一員になるための素晴らしい方法であり、時間と自分の能力の有効な使い方であることを知りました」と話している。

ハワイの島々では、ボランティアを通じた旅行者と地元コミュニティの交流を促す「Mālama Hawai'i(マラマハワイ)」プログラムを運営している。

自然豊かな場所へ行こう

マストによると、旅先で出会う人との交流が期待できるのは、都市ではなく国立公園など自然が豊かな場所だという。「観光名所や都市部に多いのは、団体旅行の参加者や友人同士、カップルや家族で旅行に来ている人です。そうした人たちは、自分たちのこと以外にあまり関心を向けません」と話す。

一方、自然を堪能したい旅行者が訪れることが多い屋外の静かな場所では、ひとり旅の人同士がお互いに話しかけたり、一緒に食事をしたりしやすくなるという。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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