キャリア

2024.05.24 09:30

昇進を逃したとき、前進するための3つのステップ

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昇進できると思っていたのに、見送られてしまった。希望していたポジションを他の人に奪われたのは、これが初めてではない。どうしてこんな結果になったのか、理由がさっぱりわからない。

そんなあなたは今、岐路に立っており、選択を迫られている。マネージャーを責めてもいいだろう。あるいは、自ら率先して改善すべき点を探り当て、二の舞を防ぐという手もある。

こうした岐路に立ったとき、ほとんどの人は最も抵抗の少ない道を選ぶ。つまり、上司や会社、さらには、自分の代わりに昇進した人のせいにする。何しろ、それがいちばん楽な対処法だからだ。

しかし、そうした姿勢でいると、どこへも到達することはできない。

どこかへ到達したいと考えるのなら、次のタイミングで絶対昇進できる道を選ばなくてはならない。たとえそれが、自分の足を引っ張っている自らの行動を改めることを意味するとしても。

次の昇進を目指して、次のような対策を講じよう

1. コーチを頼む

コーチとは、「こちらが耳にしたいこと」ではなく「耳にすべきこと」を言ってくれる、公明正大な人物だ。たしかに、コーチの意見を無条件で受け入れることが難しい場合もあるかもしれない。しかし、コーチと協力して取り組めば、自分のやり方のまずいところがすぐに明らかになり、速やかに軌道修正できるだろう。

上司に相談して、自分のコーチ役を依頼してみよう。それが無理なら、有料のコーチングサービス利用を検討してほしい。自分自身への投資に勝る投資はない。

2. 上司と面談する

昇進が叶わず落胆したことを正直に話し、昇進に必要なスキル、自分が磨くべきスキルは何か、助言を求めよう。そして、着実に前に進めるよう月1回の面談を願い出てみよう。

面談の内容を詳しくメモし、合意事項をまとめよう。まとめた内容は、面談後に上司にメールで送信し、認識をすり合わせておくといい。

3. 影響力の大きい人物と、強力な関係を築く

昇進決定には多くの人が関わっているが、マネージャーもそのひとりかもしれない。マネージャーは、その上司や、他部署の幹部から意見を求められている可能性がある。あなたが、そうした人たちとの関係が好ましくなく、同僚が良好な関係を築いていたとすると、昇進話は別の人に行ってしまうだろう。
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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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