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2024.05.19 10:00

【レビュー】セグウェイ E2 Pro「初心者に優しい電動キックボード」

Segway-Ninebot

Segway-Ninebot(セグウェイ・ナインボット)のE2 Proは、初心者に優しい電動キックスクーター(いわゆる電動キックボード)に分類される。数日ほど借りて乗ってみて、私もそう思った。最高速度は時速25キロメートルと、まあまあだが扱いやすい。後輪に最高出力750ワットを発生するモーターを搭載し、斜度18度までの坂を登ることができる。一度の充電で走行可能な距離は、エコモードで40キロメートル。体重120キログラム以下の人なら乗ることができる。

最初に飛び乗る前に、まずは組み立てなければならない。とはいえ、ネックをベースに差し込んで2本のネジを締めるだけ。超簡単だ。2〜3分よりも長い時間がかかるようなら、それはどこか間違っているのだろう。それから、スマートフォンに純正アプリをインストールしてペアリングする必要がある。私はこの手の作業が好きではない。もしアプリと同期させずに走らせようとすると、けたたましい警告音が鳴り続け、ごく限られた速度でしか動かすことができない。アプリとのペアリングは他のBluetooth製品と同様に行う。アプリ自体もまずまずの出来だ。ハンドルバーに搭載されたスクリーンの速度単位や、最初に加速する際の発進速度など、スクーターの設定が行える。私は発進速度を「中」に設定したが、スムーズで良かった。

乗った感じは、これまで試乗した他のほぼすべてのスクーターとまったく変わらない。電動スクーターに乗ったことがない人でも、すぐにコツをつかめるだろう。らくらくと加速し、モーターは超静か。ハンドルバーに搭載された2.8インチのディスプレイは明るくて見やすいので、自分がどのくらいの速度で走っているかをいつでも確認できる。
Segway-Ninebot

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さらに2つのすばらしい機能が備わっている。1つは左右の方向指示器(ウインカー)で、もう1つはアプリで設定するクルーズコントロールだ。街路で長い距離を乗るのであれば、これらの機能は役に立つ。ウインカーは点滅させると大きな電子音が鳴るので、曲がった後も消し忘れてしまうことがない。ありがたい安全機能だ。ハンドルバーの両端にウインカーのランプが内蔵されている。クルーズコントロールは、坂を登り始めるまでならうまく機能する。急な坂道になると突然クルーズコントロールが切れるようだ。最初はちょっと驚いたが、そうなることを予想できるようになれば問題ない。
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翻訳=日下部博一

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