──GLIDEとの関係はどのように始まったのですか? また、最初から彼らとの慈善活動がこれほど深い関係に発展すると思っていましたか?
スージーがいなければ、このようなことは始められなかったでしょう。GLIDEと、彼らが主催する日曜礼拝のことや、彼らが街で良いことをしていることは知っていました。
初めて(GLIDEの共同創立者)セシル・ウィリアムズ牧師の話を聞いたとき、その場に座り込んで 「これは本物だ 」と思ったのを覚えています。それ以来、私は夢中になりました。サンフランシスコはGLIDEを誇りに思うべきです。彼らはゴールデンゲートブリッジを作りましたが、GLIDEはそれとは何か別のものなのです。
──ウィリアムズ牧師は、何千人もの人々の人生に触れながら、生涯を地域社会に奉仕し、4月22日に亡くなりました。彼の遺産はどのように受け継がれていくと思いますか?
私は、実質的に空き家となっていた教会から、若い黒人が自らの手でコミュニティを築いたという事実を誇りに思います。彼が活動する以前は、教会の威厳も、そこに訪れる人の数も減少の一途をたどっていました。
彼はその教会をサンフランシスコの人々にとって本当にすばらしいものへと変え、世間がすでに見限っていた人々を、一度たりとも忘れることはありませんでした。彼が始めたことは、国中に広がるモデルになりました。私は、彼がそのすべてを見届けることができたことを思うと、幸せな気持ちになります。彼が生んだ赤ちゃんは、すばらしい人の手で育てられ続けているのです。
──GLIDEとその使命を支援する上で、ランチオークションでの経験はいかがでしたか?
オークションのおかげで、偶然にもいろいろな良いことが起こりました。オークションを通じてすばらしい人々に出会えたし、自分のスケジュールに合わせてオークションに参加できました。