キャリア

2024.05.17 14:00

AI時代のフリーランス、高収入を稼げる「3つのスキル」

製品開発/製品管理に関する経験をすでに積んでいるなら、その人には、高収入につながるスキルがあり、フリーランスとして確実なキャリアを築く可能性を有しているということになる。

さらなる高収入へのヒントを挙げるなら、スキルアップを図って、AIについて学び、その知識を製品管理のスキルセットに加えれば、さらに引っ張りだこになるだろう。

このスキルの平均報酬額:5万1500ドル~19万7000ドル(約800万円~3055万円)

2. 大規模言語モデル(LLM)、データサイエンス、生成AI

前述のように、AI関連スキルを持つプロフェッショナルは、需要が高い一方で、数が少ない。これこそ、大小さまざまな規模の企業が、フリーランスの助けを借りるべき分野だ。

大規模言語モデル(LLM)やデータサイエンス、そして生成AI分野のいずれか、あるいはすべてについて、深い知識や経験を持つ者なら、コンサルティングサービスを提供することも可能だ。この場合、顧客企業に対して、AIツールやアプリケーションを、自社のワークフローや既存のアプリに取り込む方法についてアドバイスすることになる。

このスキルの平均報酬額:6万1262ドル~22万126ドル(約950万円~約3410万円)

3. ソフトウェア開発

ソフトウェア開発者としてスキルを磨いてきたフリーランスなら、そのスキルを生かせる、ありとあらゆる興味深いプロジェクトに参加できるだろう。こうしたプロジェクトは、IoTから、eコマース、エンタープライズ向けソリューション、さらにはモバイルアプリまで多岐にわたる。

こうしたプロジェクトには、アドバイスや提案を行うケースもあれば、自身のスキルを活用してソフトウェアの開発方法を他のメンバーに教える、あるいは、製品の開発に直接関わる、といった参加の形が考えられる。このスキルはとても汎用性が高いからだ。

このスキルの平均報酬額:7万9021ドル~11万88ドル(約1225万円~約1710万円)

というわけで、副業であれ、フルタイムのフリーランスとして働くのであれ、テック系のバックグラウンドがあるのであれば、そのスキルを生かして、幅広い分野でかなりの高収入が期待できる。

さらに幸いなことに、今挙げた3つの高収入スキルはすべて、リモートワークにも適している。ゆえに、フリーランスとしてオンラインワークで収入を得ることも可能だろう。

forbes.com 原文

翻訳=長谷 睦/ガリレオ

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