主婦のための生活情報サイト「SHUFUFU」を運営するしんげんは、通勤電車やバスを利用している20代以上の男女200人を対象にアンケート調査を実施した。それによると、通勤時間が30分から1時間の人が46.5パーセントともっとも多く、移動中にスマホを見ているという人は54.5パーセントだった。ひとつの車両で半数以上の人がスマホを見ているということだ。
さて、問題は何を見ているかだが、もっとも多かったのが「ニュース」だった(42.5パーセント)。次に僅差でSNSの閲覧や投稿(40パーセント)、3位がLINEなどのメッセージ(32.5パーセント)だった。動画とゲームは、それぞれ16.5パーセント、12パーセントと意外に少ない。
ニュースを見ているという人たちに意見を聞くと、たとえば、50代の女性は経済ニュースを見ているとのこと。30代男性や40代女性は、その日の注目ニュースや時事問題を仕入れて職場の雑談ネタにするという。ほぼ仕事に役立てるためのようだ。よく使うニュースサービスは、グノシー、Yahoo!、Google、スマートニュースなどの名前があがっている。
2位のSNSの閲覧は、ただXの投稿を見るだけといった人が多く、こちらは娯楽目的。ただ3位のLINEなどのメッセージのチェックでは、クライアントや同僚からの連絡確認という人もいて、仕事関連が含まれる。
つまり、電車の中でスマホを見ている半数近い人たちは、仕事に役立てようと情報を収集したりお客さんと連絡を取り合ったりしていたということだ。みなさま、お疲れさまです。
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