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2024.05.31 16:00

リーダーシップのあり方は多様でいい─BCGのフラットで柔軟な環境と一人ひとりの高いオーナーシップ

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コンサルティングファームと言えば「ハードワーク」「長期的に働くことが難しい」「男性社会」という印象をもつ人もいるが、グローバルで長年、大企業を支援してきたボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)の場合は当てはまらないようだ。

今回は、BCGのフラットで柔軟な職場環境が生み出す、ジェンダーレスなキャリア形成と多様なリーダーのあり方を、プロジェクトリーダーの張 荻(以下、張)に聞いた。

相手の立場で考える大切さを叩き込まれた商社時代

「中国・大連で生まれ、5歳で来日。以降は日本(東京)で暮らしています。学生時代を帰国子女や外国人の友だちに囲まれながら過ごしていたこともあり、自然とグローバルな仕事をしたいという気持ちが芽生え、商社に入社しました」

張は商社時代、電子材料や金属資源、アパレルまで幅広い業界や事業に携わり、フランス・パリ支店にも駐在している。どんな業界・事業モデルでも、相手の立場に立って徹底的に考え抜く働き方と新しい発想やアイデアをよりスケールさせていく考え方は、この時期に叩き込まれたという。商社で培った経験は現在の張の基盤であり、今でも当時の上司・仲間に感謝の念を抱いているという。

しかし30代を迎えた彼女は、さらなる自己成長を見据え転職を考えるようになる。

「異文化に触れながらの仕事は刺激的でしたが、グローバルな社会課題を解決していくためには、より経営者に近い目線でトップダウン思考で考えていく必要があると感じ、環境を変えることを意識するようになりました」

そんな矢先、彼女はコンサルティングファーム出身で著名ファッションブランドのマネジメントを歴任してきた女性CEOと仕事を共にした。

「インテリジェンスとインターパーソナル、リスクを取ってチャレンジする事業と守る事業の先を見据えた判断力など、彼女は抜群のセンスを兼ね備えていました。同時にチャーミングな性格で、どんなにシリアスな交渉の場でも、最後は円満な雰囲気で収めることができる人間性に憧れを抱きました」

『彼女のように私もなりたい』という思いが転職へ踏み出す勇気となったと張は言う。転職した先輩らの話などを聞くうちに、経営陣と直接対話できる環境こそが、グローバルな社会課題を解決する夢に近づくこともわかった。そうして彼女はコンサルティング業界への転職を決意した。
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張 荻 ボストン コンサルティング グループ プロジェクトリーダー

BCGを選んだ理由と入社して実感した働きがい

「BCGを選んだ理由は、日本でのプレゼンスが圧倒的に高く、専門性を高められる環境があるからです。BCGには得意分野で戦っているプロフェッショナルが多く、自分にしかできない仕事を身につけたい私にはうってつけだと思えました。キャリア形成の面でも、自由度が高く、個人に任される裁量が大きいBCGの環境は魅力的でした」

BCGでは、どのような職位であっても与えられた仕事は責任をもってやり遂げる「オーナーシップ」が求められるという。

「一度仕事でミスをしてしまったときに、上司から指摘されたのは『ミスをしたこと』ではなく、上司や他のメンバーがミスを見つけてくれるだろうという甘えからくる『オーナーシップの欠如』でした」

求められるのは、常に視座の高い仕事を意識した働き方。例えば、プロジェクトをリードしている上司が突然会議を欠席しても、上司の代わりとしてプロジェクトをハンドリングし、メンバーをマネジメントして進められるかといったことが問われる。もちろん、張はそれらの要求を否定的には考えていない。

「年齢・性別・バックグラウンドに関係なく、高いオーナーシップが求められます。会社側も、チャレンジする人には手厚いサポートや育成体制を整えています」

経営者と向き合いながら、社会課題の解決につながるグローバル案件を支援することができるBCG。自分なりのキャリア・デザインをサポートする同社の柔軟性や、多様なバックグラウンドの人材から刺激を受け、お互いを高め合うことで、自己成長も実感できる環境であることが、数々のアンケート調査で「働きがいのある会社No.1」に選出される理由なのかもしれない。

張自身はどのような瞬間に、自身の成長を実感できたのだろうか。

「7カ国が参加する大規模で複雑なプロジェクトで、共通化する部分とローカライズする部分の調整に難航したことがありました。

突破口は適材適所の配置でした。メンバーの1人が中国語を話せ、ビジネス状況にも熟知していたので、裁量を与え中国チームとの連携を任せたところ、チームが一気に活性化したのです。それを足掛かりに、クライアントとグローバルで連携するところとローカライズするところをクライアントの視点に立ってうまく進めることがでました。メンバーの活躍は高く評価され、プロジェクトは大成功。私としては、自分だけで解決するのではなく、メンバーの強みを引き出しチームの価値を最大化させ、クライアントに価値を発揮できたという点において、自分の成長ややりがいを大きく感じました」
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多様なリーダーシップ像があってもいい

以前は自身にプロジェクトリーダーの資質があるのかと、不安に感じていたこともあると張は振り返る。今まで出会ってきたリーダーたちのカリスマ的なイメージに引っ張られていたのだという。張にはそうした考え方を変えてくれた2人の女性との出会いがあった。

1人目は、自分より若手の、あるプロジェクトリーダーとの出会いだ。

「各自が高いオーナーシップをもって行動する環境には、年齢・性別・バックグラウンドは関係ないのだという気づきを与えてくれたのが彼女です。徹底的に効率を重視して、メンバーが迷わないように先回りしてプランを立て、ゴールに向けた最短距離を示してくれる手腕のもち主でした。メンバー各々のプライベートの時間も尊重し、最大限効率化を図り、価値創出を重視していました。

お互いにリスペクトをもちながら、気を遣わない、遣わせない環境をつくり出す彼女のコミュニケーション能力によって、私は彼女だけでなくメンバーともとても良好な関係を築けました。また、カルチャーとして社員がそれぞれを尊敬しながらコミュニケーションをとり、仕事を進め、互いに価値を発揮できる環境をつくるという意識をもっているBCGの素晴らしさを実感できました」

2人目は、それまでの張のステレオタイプのリーダー像を一新してくれた女性のマネージング・ディレクター&パートナーとの出会いだ。

「シニアとして幅広い知見・視座をもっているだけでなく、チームビルディングの能力に非常に長けていました。1人ひとりに的確で鋭い質問を投げかけていくことで各人の強みを引き出し、終盤にはプロジェクト全体の方向性を必ずまとめている。それまでのリーダーのイメージとはまったくかけ離れたものでした」

2人のロールモデルに限らず、BCGではたくさんのリーダーがそれぞれの個性に合わせたリーダーシップを発揮している。そうした姿を目の当たりにし、キャリアアップへの不安は消えていったと、張は振り返る。

「自分の強みをもっと生かして、自分なりの型にとらわれないリーダーのかたちを模索していいのだな。そう思えることがBCGの重要な魅力のひとつなのかもしれません」

もちろんリーダーも人間だ。プライベートとのバランスや、ライフステージのタイミングなど、100%の力をいつも出せるとは限らないと、張は指摘する。

「日頃から私はオンオフのメリハリをつけるよう心がけています。プロジェクトの合間に休みが取れるときは旅行に行ったり、週末は夫と美味しいものを食べに行ったりして、完全に仕事をスイッチオフする時間を意識的につくっています」

チームメンバーとは、プロジェクト開始前にそれぞれの優先したい時間や予定を調整してチーム内での共有を徹底するという。1人ひとりの状況や希望を最大限尊重しチームビルディングを行うところがBCGの特徴でもある。

「時短勤務、育児休暇、休職制度などを活用して、働き方を調整することも可能です。キャリアアドバイザーや、必要に応じてメンターが付くなどのサポートも受けることができます。杓子定規的ではなく、それぞれの立ち場や悩みに合ったサポートをしてくれる、相談できる人がいるというのが安心ですね」

課題解決×インパクト×独自性を大事にしたい

最後に張に、将来展望を聞いてみた。

「今後のキャリアでは、課題解決×インパクト×独自性を大切にしていきたいと考えています。海外での仕事経験を通じて、日本の抱える課題を常に意識してきました。課題解決のために、BCGの英知を結集し、自分自身の強みとともに、クライアントや社会にインパクトを与えていきたいですね」

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プロフィール:
張 荻(ちょう・おぎ)◎中国・大連出身。5歳で来日。総合商社でトレーディングおよび事業投資に従事したのち、2021年にコンサルタントとしてBCGに入社。プライベート・エクイティやリテール業界のプロジェクトを経て、プロジェクトリーダーとしておもに不動産・交通業界におけるコーポレートファイナンスやM&A戦略を担当している。

Promoted by ボストンコンサルティンググループ | text by Ryoichi Shimizu | photographs by Shuji Goto | edit by Akio Takashiro

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