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2024.05.28 16:00

家は感性を刺激する「作品」だ <人生の壮大な物語を生む舞台の秘密>

高級分譲住宅や収益物件開発を行うアイネスト。手がける物件は1億円をはるかに超えるにもかかわらず、完成を待ち望む顧客があとを絶たない。その理由について代表取締役 井田裕一郎は「圧倒的なタイムパフォーマンスにある」と語る。


建売・分譲住宅と聞くと、街並みに溶け込むオーソドックスな戸建をイメージする。しかしアイネストが設計・建築する物件は、それらとは一線を画す。東京都内城南エリア(港・渋谷・目黒・品川・世田谷・大田の6区)の閑静な住宅街に立ち、同じデザインは2つとない。目黒に本社を構え、35年以上にわたり事業を営んできた同社は、いかにしてこのスタイルを確立し、ハイエンド層から支持を集めているのか。

ホームタウンを軸に事業を展開

創業は1987年。元々はデベロッパー系の設計会社であったが、92年に大手不動産販売会社に勤務していた井田裕一郎(以下、井田)が役員として入社し、住宅販売会社へとかじを切った。

「前職時代から独立を考えていました。そんな折、知人からの紹介を受け、将来的にすべての株式を買い取ってもよいという条件で入社を決意。3年後に全株式をMBOし、代表取締役となりました」

井田の出身は東京都世田谷区。就職した大手不動産販売会社では同区内の店舗で店長として勤務し、入社当時のアイネストも世田谷区にオフィスがあった。

城南エリアには成城や⾃由が丘といった高級住宅街のほか、代々木上原や中目黒など洗練された街が点在。生活環境の良さに加え、地盤が強く津波の心配も少ないといわれている。資産価値が下がりにくい土地柄から、新しい資産価値の形成を目的に戸建を購入する人も多い。だが井田はこうした土地に建てられる分譲住宅に、ある思いを抱いていた。

「当時の建売はどれも無機質で個性がないものばかり。もっと生活が楽しくなるような、街のイメージにフィットするデザインコンシャスな住宅を提案したいと思っていました」

そこで井田は、⾃社が手がける住宅に「感性を刺激するライフスタイルを提供する」というテーマを設け、「作品」として供給できる戸建を目指すことにした。


緻密な設計と徹底した安全管理が顧客を呼び寄せる


「当社では一棟ごとに専任のディレクターが付きます。物件周辺を実地調査したうえで、どのようなライフスタイルが適しているか、またどんなふうに過ごしていただきたいかをイメージします。デザイン案は社内ディレクターが参加する企画会議で精査され、全員から承認を得るまで何度も検討を重ねたのちに、ようやく建築作業に入ります」

それぞれの作品には独⾃のテーマがある。例えば東京・明大前の物件は「山間に佇むリゾート」を軸に、ホテルライクかつラグジュアリーでありながらも、居心地の良さを追求。実際に内見すると木のぬくもりを感じる一方、広々としたダイニングやリビングは間接照明、独特のテクスチャー使いで都会のスタイリッシュな雰囲気が漂う居住空間となっていた。

一般的な建売住宅は、土地の仕入れから建物の完成まで6カ月程度だが、アイネストでは12カ月ほどを要する。前者は予算から建物のデザイン、パターン、資材などが決まっているのに対し、後者は緻密な計画のもと、細かい作業を重ねてつくり込むからだ。

具体的には、図面は3段階に分けて作成。最初の1/100スケールでは、間取りやエレベーション検討などの基本プランを落とし込む。続く1/50スケールでカギとなるのが、窓位置の想定だ。

「窓はサイズや配置場所によって、太陽の差し込みや外の緑の見え方などに大きな影響を与えます。しかし一般的な建売住宅は窓の工法やパターンが決まっている。我々は⾃由に配置できるので、最適解を導くために議論を重ねます」

最終の1/30スケールでは、より詳細な図面で配⾊やテクスチャー、造作などのコーディネートを熟考。限られた面積をいかに有効活用し、より広く快適な空間を生み出せるかが、ディレクターの腕の見せどころだ。また、使用するフローリングや壁などの資材もこの段階で決める。

「企画開発部にはテクスチャーを知り尽くしたプロがいます。彼らが知識とセンスを最大限に発揮し、トレンドの半歩先を行く繊細で絶妙なデザインに仕上げます」

こうして手がけられた住宅は建築物としても優れている。独⾃に第三者機関に依頼し、着工から完成までの間に実に10回もの検査を実施。「くぎを打つ位置など数ミリのズレも許さない」と井田は言う。

「最終的にはリポートにまとめ、完成してしまうと目にすることができない工事履歴を開示することで、お客様の大切な財産の安全と安心を保証しています」

アイネストの作品は、こだわり抜いた設計と徹底管理した安全性が強みとなり、顧客が次なる顧客を呼ぶという構図を生み出している。

顧客の時間を無駄にしない感性を刺激する家づくり

オンリーワンの建売住宅は、そのほとんどが販売開始からすぐに成約に至る。その理由こそ「優れたタイムパフォーマンス」だと井田は力説する。

「簡単にいうと、内見後すぐに購入を決断できる作品を供給しているということです」
注文住宅を建てる場合、土地購入からデザインや資材、キッチンなどすべて発注者側が確認し、各担当者と交渉を行うため、完成までに長期にわたるケースが一般的だ。井田は「時間はもちろん、労力も要する」と話す。

好んで理想とする住宅を追求する人にとっては苦にならないが、そうでない場合には負荷が大きい。同社の住宅は、あらゆるジャンルにおいて「本物」の意味を熟知し、瞬時に決断できる人々に支持されているというわけだ。

富裕層の感性に刺さるものを提供するには、日本のみならず海外のトレンドまで常にアンテナを巡らせておくことが必要だろう。そう問うと井田は、「ゴルフやワイン、車などを趣味とするお客さまと同じ環境に身を置くための⾃己投資は惜しまない」と答えた。一方で若手社員の感性も大事にしていると話す。
「若手メンバーのアイデアも積極的に取り入れ、権限を移譲しています。彼らが責任感をもってつくる作品もまた、ほかにはない唯一無二のものであると断言できます」

最後に今後の展望を聞いた。

「『城南エリアにアイネストあり』と広く認知させていきたい。そして今以上に富裕層の暮らしを豊かにするプランを常にアップデートし、新しいライフスタイルを提案できる住宅をつくり続けていきたい」

独⾃の戦略と先見の明で、大手がひしめく住宅業界で確固たる地位を築いているアイネスト。同社のビジネスモデルが戸建の常識となれば、街の景⾊もこれまでとは違ったものに見えてくるだろう。


正面に緑が茂る中庭空間が見える設計により、自然光が差し込む開放的なエントランス。

LDKのセンターに配置されたキッチンは、手元を隠すためにタイルカウンターを造作。

LDKのセンターに配置されたキッチンは、手元を隠すためにタイルカウンターを造作。

正面に緑が茂る中庭空間が見える設計により、自然光が差し込む開放的なエントランス。


アイネスト

https://www.i-nest.co.jp/


いだ ゆういちろう◎アイネスト 代表取締役。大手不動産販売会社を経て、1992年にアイネストに役員として入社。95年に全株式を収得し、代表取締役に就任。

Promoted by アイネスト / text by Tetsujiro Kawai / photograph by Daichi Saito / edited by Aya Ohtou (CRAING)