We were in Vovchansk yesterday. In under two hours in the town, 20 glide bombs were dropped around us. Most of them that we saw just flattened random civilian houses, killing and injuring people and animals.
Destruction for destruction’s sake, truly what Russia is best at. pic.twitter.com/4ljHNYRnzZ — Francis Farrell (@francisjfarrell) May 12, 2024
ロシア軍による北方からの作戦が陽動だとすれば、目的はおそらく、東部の攻勢の中心地チャシウヤールなどの都市を守っているウクライナ軍の旅団を北へ引き離すことだろう。しかし、この作戦が本格的な攻勢であれば、近日中に複数の連隊全体がボウチャンシクを攻撃するかもしれない。
ウクライナ軍の首脳部にとってのジレンマは、仮に陽動だったとしても、ロシア側は東部の作戦から兵力を回す余力がある限り、それをひそかに攻勢に転じることもできる点だ。フィンランドの軍事アナリスト、ヨニ・アスコラは「ウクライナ側の人的戦力の制約を考えれば巧妙な方策だ」と解説している。
ウクライナ側は危険を冒さないようにしているようだ。第59独立自動車化歩兵旅団や第93独立強襲旅団など数個旅団の部隊がすでにボウチャンシクに入っているか、向かう途上にある。第93旅団は、保有する最高の車両であるスウェーデン製CV90歩兵戦闘車も投入している。
📷 Ukrainian reinforcements in form of an element from Air Assault Troops, HUR MO, and Ground Forces heading towards Vovchansk, Kharkiv Oblast this afternoon. #RussiaUkraineWar pic.twitter.com/MAoM0syOpc
— MilitaryLand.net (@Militarylandnet) May 12, 2024
ただ、シルスキーの楽観的な発言は、ある重要な事実を認めている。ロシア側がまず動き、ウクライナ側はそれに対応しているということだ。つまり、ロシア側が主導権を握っているということだ。
(forbes.com 原文)