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2024.05.10 11:00

【米国株ウォッチ】テキサス・インスツルメンツ分析、株価には割高感?

Getty Images

次の四半期で、テキサス・インスツルメンツは売上高で36億5000万ドル(約5675億円)から39億5000万ドル(約6142億円)、1株当たり利益は1.05ドルから1.25ドルを計上すると見込んでいる。
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テキサス・インスツルメンツにとってプラス材料もある。半導体の生産量は、自動化の進展に伴い、今後数年間は産業分野で堅調な伸びが見込まれる。自動車部門も、コネクテッドカーや自動運転車によって力強い成長が見込まれている。2023年における同社の売上高の約75%は、産業用部門と自動車用部門が占めており、この2つの最終市場は2013年以降、年率10%で拡大している。この傾向は今後も続くだろう。

同社はまた、米国における300mmウエハーの製造能力を拡大するために多額の投資を行っている。これは、同社が地政学的リスクを軽減すると同時に、効率性と長期的競争力を向上させるのに役立っている。

TNXは予想PERは約45倍付近で推移しているが、これはやや高いと当社は見ている。当社はTNXの目標株価を米国時間5月9日の終値である185.32ドルを多少下回る、1株当たり約175ドルと評価している。
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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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