それでうまく機能したのかと言うと、実際かなりうまくいっている。私は輸送車がアメリカ横断するのを辿っているところだ。ほとんどどの時点でも、正確に位置がわかる。運転手が夜どこにトラックを駐めているか、どこで昼食を取っているか、どこで他の荷物を積んだり降ろしたりしているか、ずって見てきた。そう考えてみると、私は確かに運転手をストーカーしているのかもしれない。
辺鄙な地域では、このカード型トラッカーが数分から数時間ほど接続を失うようだということにも気づいた。例えば、私はトラックがニューメキシコを通過する小さな高速道路にいるのを見たが、それから3〜4時間経っても位置情報が更新されないことがあった。実を言うと、アプリを再読み込みさせたにもかかわらず、そうなることが何度かあった。しかし、いつも最終的にはオンラインに復活した。聞くところによると、Bluetooth式トラッカーというのはそういうものらしい。
私が次に楽しみにしているのは、夏の間中、このチポロ・カードをクルマのトランクに入れたままにしておき、娘のクルマの位置をチェックすることだ。娘は、街で最も治安が良い場所で働いているというわけではないので、Bluetoothトラッカーをトランクに入れておくことに賛成している。
このようなトラッキングデバイスには、旅行中に荷物に入れておくなど、たくさんの使い途があることは理解しているが、クルマがいつでもどこにあるかを知ることができるというのは、とても安心できる。この使い方を友人たちに話したら、最近では私のようにクルマを陸送するオーナーの半数は同じことをしているのではないかと、みなが推定した。チポロのような製品がそれほど信頼できるとわかったことは大いに喜ばしい。
チポロ・カード・スポットは、米国では35ドル、日本ではオンラインストアで5700円で販売されている。
(forbes.com 原文)