まず、母の日にはプレゼントに何が欲しいのか問うたところ、35.5%の人が「自分だけの時間」と回答。「感謝の言葉・手紙・手作りの品」が15.0%、「お花」が9.8%と続くが、他を圧倒している。仕事に育児、家事に追われ「自分だけの時間がなかなか取れない」という母親が多いことが伺える。子供の年齢別に集計しても35%前後で推移しており、子供の年齢にかかわらず感じているようだ。
では、「自分だけの時間」をプレゼントされたときに何をしたいのか問うたところ、「マッサージ・整体」が21.1%でダントツトップに。「旅行に行く」が11.9%、「睡眠を取る」が10.1%と続いている。「なかなかゆっくりできないので、ヘッドスパやマッサージに行って、そこで仮眠も取りたい」「頭の中が大体仕事か家族のことでいっぱいなので、何も考えなくてよい時間がほしい」など、日頃の疲れを癒やしたり、何も考えない時間を作りたいという、気分転換に使いたい人が多いようだ。
また、子育てしている中で母親への育児の負担のかたよりを感じるかとの問いには、「とても感じる」が60.9%、「少し感じる」が25.4%と合わせて86.3%が感じていると回答。中でももっともかたよりを感じるのは、「子どもの食事の準備・食生活の管理」が51.3%と半数を超え、「子供の体調不良時の見守り・通院・服薬」が38.9%、「子どもの生活リズムや生活態度の管理」が37%と続いている。
とはいえ、母になってよかったの質問には、「とてもよかった」「まあまあよかった」を合わせて89.9%の人がよかったと回答。「色々制限はあるしできないことも多いけど、やっぱりかわいいです!」「口ごたえしてる時も、笑っている時も、どんな時でも可愛くて仕方がない。いてくれてよかったと思う」などと、子供の成長を見届ける喜びはかけがえのないものもと感じているようだ。
近年は、男性も育児休暇を取れる世の中になってきたものの、実際に取得している人はまだまだ少ないだろう。父親としては、母の日に限らず、普段から役割分担して子育ての負荷を軽減できるよう心がけることが必要だ。
出典:キッズライン「母の日」に関するアンケートより