英旅行保険会社インシュアランス・ゴーは、旅行者がもう一度訪れたい場所をランキング形式で発表した。調査では、世界約500の国や都市、観光名所について、米投稿サイト「レディット」やその他ウェブサイトに寄せられた数千件に及ぶコメントを分析し、再訪するのに最も魅力的な場所を明らかにした。
世界中の旅行者がもう一度訪れたい国の1位は、豊かな文化と多様な見どころで有名な日本だ。日本については、レディットに投稿されたコメントだけでも324件もの言及があり、東京の賑やかな通りから京都の落ち着いた街並みまで、伝統と現代性が見事に融合し、旅行者を引き付けている。
日本に僅差で続いたのは、世界中を旅する人たちの間で長年愛されているイタリアとスペインだ。地中海の宝石とも言われるイタリアとスペインについては、それぞれ294件と209件の言及があり、料理のおいしさや美しい海岸線、見事な建築で観光客を魅了している。
都市別のランキングでは、バッキンガム宮殿やロンドン塔といった世界中の誰もが知っている史跡のあるロンドンが1位となった。パリ、バルセロナ、ニューヨーク、ローマがそれに続いた。
テーマパークなど観光名所のランキングでは、米国のドリーウッドが1位に選ばれた。ドリーウッドはテネシー州グレートスモーキー山脈の中心にあるテーマパークで、伝説の歌手ドリー・パートンが一部を所有する。娯楽と懐かしさ、南部独特の温かなもてなしが融合し、訪れる人々を楽しませている。米カリフォルニア州のディズニーランドは2位。東京ディズニーランドや米ヨセミテ国立公園、英ブレナム宮殿など、多くの場所が同率5位に並んだ。