ジャガー:52点
ジャガーのスポーツカー「Fタイプ」は、筆者も含め、このブランドの熱心なファンにとって大のお気に入りのクルマだ。しかし同社のSUV「Fペイス」は、CRの調査によると「騒音が多すぎる」という。また、調査対象者の報告によれば、整備技術者の予約を取るために数週間もかかることもあり、しかも徹底的に点検しても騒音の問題が解決できなかったケースがあったという。筆者の意見を言わせてもらうと、ジャガーのエンブレムを付けているならどんなクルマでも、洗練、気品、スリル、そして最上級の生活を示すべきだと思う。Fペイスは一週間のドライブで、興奮も反発も感じさせなかった。
ランドローバー:50点
ランドローバーの「レンジローバースポーツ」で最もすばらしい点は車内だ。最高の素材を用いたインテリア、静かで落ち着いた乗り心地、快適なシートと広大な荷室。革張りの内装とシートヒーターは標準装備だ。ランドローバーのクルマは1台もCRの「最も優秀なクルマ10台」に入っていないが、だから悪いというわけではない。しかし、レンジローバースポーツはダメだ。CRはランドローバーを、2024年の新車市場全体で2番目に酷いブランドであり、購入を避けるべきだと見なしている。
ジープ:46点
ジープ、特に「ラングラー」には、忠実で熱烈なファンがいる。私もその1人に数えてもらっていい。筆者が試乗した2023年型「グランドチェロキー」は、すばらしいファミリーカーであり、週末にみんなを連れて休暇に出かけたり、長距離ドライブを快適かつおしゃれにこなせることはわかったが、同クラスのライバル車より高価で、非力だと筆者は感じた。
CRによれば、ジープ・グランドチェロキーは特に信頼性が低いという。
(forbes.com 原文)