「IMPACT SHIFT2024」は24年3月、UNERI代表取締役・河合将樹が発起人となり20代を中心とした同業界のプレイヤーが組織を超えて組成した実施委員会のもとで開催された。スタートアップ、VC、NPO、自治体、大企業などから650人が参加した。セクター横断、かつ、参加者層の中心が20〜30代という特徴もあるカンファレンスだ。今回の第一回開催を皮切りに10年間の継続開催を検討している。
「救急車未満」の不足に、次世代の医療・福祉モビリティを
大村慧mairu tech CEO
① 事業内容:救急需要の増大という課題に対し、民間救急・福祉タクシーと呼ばれる緊急性のない医療・福祉搬送を担うサービス「mairu」を開発・運営。神戸市にて本年4月よりサービス展開中。
② ビジョン/ ミッション:あらゆる人が安心して使える、医療・福祉モビリティのインフラを構築する。
③ プロフィール:2004年生まれ。「テクノロジーを活用した人の生活の変革」をテーマに、数々のプロジェクト立ち上げやその失敗経験を経て、23年に同社創業。
漁具から、価値の常識をひっくり返す
加藤広大amu 代表取締役CEO
① 事業内容:海洋プラスティックゴミで最大割合を占める漁具を漁業者から買い取り、バージン素材と同等の品質のナイロン素材「amuca」へ生まれ変わらせ販売。
② ビジョン/ミッション:いらないものはない世界をつくる。「編むちから」で、地域の新しい1ページをつくる。
③ プロフィール:1997年生まれ。大学中退後、サイバーエージェントを経て、2019年気仙沼に移住し、地域おこし協力隊制度を活用しながら事業の種を探す。23年に同社設立。