このマシンには、私が気づいた好ましくない点が1つだけある。とはいえ、それがなぜそうなってしまうのかということは理解できる。マシンの電源を入れたり切ったりする度に、自動で内部の洗浄が行われ、3秒ほど抽出口からお湯が流れ落ちる。これはコーヒーのおいしさとマシン内部の清潔さを保つためだ。トレイがお湯を受け止めてくれるが、私は空のマグカップを抽出口の下に置いておき、お湯を溜めるようにしている。
私がテストしたマシンは、豆の挽き具合が細かすぎるというエラー表示が何度か点滅したことがあった。ビデオチャットで接続できる(とてもクールだ)デロンギのサポートセンターに電話すると、サポート係の担当者はこの問題を解決してくれた。
このマグニフィカ イーヴォ全自動コーヒーマシンの価格は800ドル(日本では税込価格16万8000円)。高いように聞こえるかもしれないが、これがあればすばらしくおいしいコーヒーとエスプレッソを、毎日簡単に淹れることができる。
(forbes.com 原文)