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2024.04.25

旅からインスパイアされた アルマーニ / カーザの新作をミラノサローネにて披露

イタリアで毎年開催される世界最大のインテリア見本市「ミラノサローネ」にて、ジョルジオ アルマーニのインテリアライン、アルマーニ / カーザの新作が発表された。ジョルジオ・アルマーニ自身が旅してきた世界各国の文化から着想したインテリアは、映画のワンシーンのような情緒溢れる空間を演出する。


ARMANI / CASA COLLECTION
2024年のテーマは“ECHOES FROM THE WORLD”


2024 年ミラノサローネの開催にあたり“ECHOES FROM THE WORLD (世界からの響き)”と題したアルマーニ / カーザの新作が、昨年に引き続き今年も歴史ある本社「パラッツォ・オルシーニ」にて発表された。

「私はずっと映画監督になってみたいと思っていましたが、その夢を叶えられた気がします。私が思い描くスタイルは、居住スペースからそこに住む人々まで包括的です。今回のミラノサローネでは、いつも私にインスピレーションを与えてくれる国々への“映画のような”旅をイメージしました。個人的な再構築を呼び起こす場所と文化だからこそ、家具とファッションを対話させ、ボルゴヌオーヴォの本社での展示を実現させたかったのです。私は、可能な限りオーセンティックかつ直接的な方法で自分自身を表現したいと思っています」と、ジョルジオ・アルマーニは語った。



最新コレクションで巡る旅の軌跡


会場のレイアウトは、ファッションとデザインの間に流れる対話として考案された。パラッツォ・オルシーニの2階にあるいくつかの部屋は、ジョルジオ・アルマーニが最もインスピレーションの源とする、ヨーロッパ、日本、中国、アラビア、モロッコといったエリアにそれぞれ呼応。大階段、そして2階へと続く金色のリボンをたどると、上質な装飾と18世紀のフレスコ画が演出する舞台、ピアノ・ノビレの部屋にたどり着く。今回の対角線のレイアウトは、建物のクラシックな厳格さに異なるエッセンスを加え、巧みに組み合わせられた鏡は、新しさと異国情緒を増幅させていた。

部屋から部屋への旅の中で、家具とジョルジオ アルマーニ プリヴェ コレクションの象徴的な作品、そしてアルマーニの旅の思い出が、ひとつの物語として融合。それぞれの部屋にちりばめられたアルマーニの私邸の要素が、デザインのクオリティを際立たせる。また、彼が旅先で集めた愛着のある品々は、暮らしのイメージを伝え、確かなセンスを感じさせた。自由な創造の空間に存在するコレクションは、アルマーニ / カーザの理念であり、イタリアのアイデンティティであるクラフツマンシップと、精巧さ、素材のユニークな組み合わせ、装飾技術の集大成となった。

「世界からの響き」の理想の旅程は、さまざまな美しいものやファッション文化に触れながら、コレクションにインスピレーションを与えた土地を巡るもの。プレキシガラスの脚とプラチナラッカー仕上げのウェーブテクスチャーの天板を持つテーブル「TROCADERO(トロカデロ)」や、シームレスに調和するチェア「SOFIA(ソフィア)」、そしてプレキシガラスのカネテを使ったバーキャビネット「RIESLING(リースリング)」の新モデルなど、すっきりとしたラインと光と透明感のミックスに、ヨーロッパへの言及が垣間見られた。小さな宝箱のようなブドワールに展示されているドレスには、彫刻のようなフォルムに何千もの繊細なアップリケが施されており、まるで宝石のようだった。

ジョルジオ・アルマーニが以前、映画『影武者』からインスピレーションを得たコレクションの一部であるドレスには、日本の侍の甲冑の質感とディテールへのこだわりが表れていた。それは洗練された「VIRTÙ(ヴェルテュ)」キャビネットの、刀にインスパイアされたハンドルと、カスタマイズされたグラフィックが施された畳風のインテリアにも見ることができた。

中国は繊細な金の色合いで表現。鏡の回廊で、竹の幹のような彫刻的な脚とバラ色の銀箔をあしらった天板が特徴のテーブル「VIVACE(ヴィヴァーチェ)」、背面に金箔をあしらったラッカー仕上げのガラス天板が特徴のコンソール「VENUS(ヴィーナス)」、吊り棚を備えた書棚「VIRGOLA(ヴィルゴラ)」、曲線を描くソファ「VISO(ヴィーゾ)」が展示されていた。

アラビアンナイトの雰囲気からインスピレーションを得たのは、ブルーのレザーインテリアのバーキャビネット「CLUB(クラブ)」、 柔らかなライン、そして植物をモチーフにした刺繍が施された、同じグログラン生地のスクリーン。アルマーニの所有物である豹の像も、刺繍で「VERVE(ヴァーヴ)」デコラティブ クッションに施されていた。

モロッコのベルベル文化の影響は、幾何学模様のベルベット張りのカナレットウォールナット材のベッド「MORFEO(モルフェオ)」や、特別なタッセルのアップリケをあしらったファブリック張りのコーヒーテーブル「ESAGONO(エサーゴノ)」に見られた。多機能キャビネット「MIRO(ミロ)」のラッカーの強いブルーと虹色の反射は、ジョルジオ・アルマーニの過去のコレクションであるトゥアレグ族の衣服からインスピレーションを得ている。




ブティックとの連動で世界観を演出


サローネ期間中、コルソ・ヴェネツィア14番地のアルマーニ / カーザ ブティックのショーウィンドウは、パラッツォ・オルシーニの部屋と完璧なハーモニーを奏でた。

3フロアで構成されるブティック内には、アルマーニ / カーザを代表するロゴ・ランプをはじめ、アイコニックなアイテムの新作を展示。アルマーニ / カーザの原点でもあるロゴ・ランプの新作は、ウォールナット材とグレージュのラッカー仕上げのランプシェード。展示の中には、ジョルジオ・アルマーニのサイン入りの限定シリーズである『トレッカーニ・エンサイクロペディア』の特別版を収納するために、特別に作られたグレージュカラーの本棚もあった。

一年前に発表されたブランド初のアウトドア コレクションも展示され、コーナーセットアップ、2人掛けソファ、ローテーブル、2人掛けサンラウンジャー、ラウンドテーブルといった新作をラインナップ。 翡翠やラブラドライトなどの半貴石の動物、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ローズゴールドの箔ディテールが施された回転式多層キャンドル「FRISBEE(フリスビー)」、そして人気の「PEGASO(ペガソ)」キャンドル3点が入った、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ローズゴールドの3色から選べるボックス(スナッファー付き)など、インテリア小物も豊富に展示された。サローネのために特別にデザインされた「VOYAGER(ヴォイジャー)」キャンドルのガラス容器には、パラッツォ・オルシーニのサラ・オヴァーレにあるアンドレア・アッピアーニのフレスコ画の装飾が施されていた。

インテリア小物の常設コレクションは、ボードゲームや収納小物を紹介。全面にロゴパターンが描かれた、ブルーの革張りの箱に入ったミカド、ドミノ、トランプなどのゲーム類。アイスホワイトのテクニカルレザーに、ホーンエフェクトのプレキシガラスのディテールを施した「FOLIE(フォリー)」トレイとデコラティブボックス、さらに同素材の「FUMO(フーモ)」バスケット。「VESTA(ヴェスタ)」の漆塗り木製トレイ6個セットは、同シリーズのランプにも見られるマザーオブパール細工が施された逸品だった。



問い合わせ先:ジョルジオ アルマーニ ジャパン
03-6274-7070
https://www.armani.com/

Promoted by ジョルジオ アルマーニ 文=竹石安弘 ディレクション=島田明