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2024.05.04 13:00

成功を引き寄せる「グリット」とは? 理想の人生をつかむ「8つの方法」

2021年の研究では、諦めず、一時的に中断しても目標達成に戻ることができれば、持続的な目標追求が可能になると提案されている。研究者らは、そのためには気が散る要因を取り除き、リマインダーを活用し、効果的な計画を立て、目標達成に向けた習慣を形成することが役立つと述べた。

目標達成には時間がかかり、成功への道のりは一直線ではないことを忘れてはいけない。それには障害やためらいの瞬間が伴う。グリットを身につけるには、失敗を挫折ではなく成長の機会と捉え、それが良い結果につながるようにすることが必要だ。グリットを発揮すれば、心地がよいが生ぬるい場所から一歩踏み出し、リスクを取り、不確実性を受け入れる覚悟ができる。これらはすべて成功に不可欠な要素なのだ。

5. コミットメントを新たに保ち続ける

研究によると、目標をどれだけ大切に思い、コミットするかが、目標に注ぐ努力の量と、当然ながらその結果に影響を与えることが示唆されている。目標がどれほど価値があり意味のあるものかを理解できれば、目標を優先させ、追求するモチベーションがより高まる。

グリットのある人は、最初の興奮が薄れても、目標に揺るぎないコミットメントを持ち続ける。これこそが彼らを特別なものにしている部分なのだ。

6. 自分自身を信じる

自己効力感とは、タスクを達成し、目標を達成する自分の能力への信念を指す。自己効力感が高いほど、挑戦的な目標を設定し、それを達成するために努力する可能性が高くなる。

2019年の研究で、自己効力感によってスキルを習得したいという欲求が高まり、他者よりもうまくタスクを達成しようとすることで自分の能力を示そうとする意欲が高まることが明らかになった。これにより、失敗への恐れが減り、自信を持って目標を追求できるようになる。

7. 支援者のネットワークを頼る

自分を信じ、自分の価値を認めてくれる人々に囲まれることも重要だ。彼らもグリットを発揮し、互いに励まし合えるコミュニティの一員であれば、なお良いだろう。

さらに、積極的にフィードバックを求め、それに対処する人は、必要な軌道修正を行い、パフォーマンスを最大化する可能性が高い。

8. 節目を祝う

小さな勝利を一つ一つ祝い、障害に直面しても自己肯定をすることで、それらを乗り越えられるという信念が強化され、自信につながる。

生まれ持った才能や知性にも一定の役割はあるが、グリットこそが私たちを成功への道を持続させる原動力なのだ。たとえ自然に身につかなくても、明確で挑戦的な目標を設定し、集中力と粘り強さを維持することで、グリットを育み向上させることができる。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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