軽量合金製フレームのおかげもあり、重量は55ポンド(25kg)。フレームのカラーは、ステップオーバーとステップスルーのどちらも3色から選べる。モーターは95Nmのトルクを発生し、登り坂でもスムーズな加速に貢献する。他の多くのeバイクと同様、LMT’D V2もペダルアシストのレベルを5段階に切り替えられる。さらに親指で操作できるスロットルも備わるので、ペダルを漕がなくてもモーターの力で走ることができる。
LMT’D V2は公式には「クラス3」のeバイクに分類され、最高28mph(約45km/h)の速度までモーターによるペダルアシストを使った走行が可能であり、スロットル操作のみでも最高20mph(約32km/h)の速度で走行できる。これは十分な速さであり、比較的安全だ。ハンドルバーの左側に装備されたカラーディスプレイは明るくて晴れた日でも表示がよく見える。ヘッドライトもきちんと機能する。
結論:LMT’D V2は見た目もすてきで性能も良い。大柄で体重が重すぎる男性には合わないだろうが、それ以外の人には申し分のないeバイクになるはずだ。ハンドルバーの感触はすばらしく、シートは私が最近乗った他のeバイクより快適だ。本当に乗るのが気持ち良くてとても楽しい。もしあなたが初めてのeバイクを探していて、しかしあまり予算がないというのなら、LMT’D V2はすばらしい最初の1台になるだろう。もしあなたがすでにeバイクを所有しており、それがもともと3000ドル(約46万円)ほどの製品であったなら、LMT’D V2に買い換えればうれしい驚きが感じられるかもしれない。
LMT’D V2は米国では1595ドル(約25万円)で販売されており、間違いなく払った金額分の価値が得られるはずだ。特に、私が最近レビューしたいくつかのもっと高価なモデルと比べると、お買い得感は高い。
(forbes.com 原文)