ネトフリで人気急上昇、超常現象の真相を追う『不可解事件ファイル』

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4月からネットフリックスで配信が始まった、宇宙人との遭遇や奇妙な失踪事件、心霊現象などを取り上げたドキュメンタリーシリーズ『不可解事件ファイル』の人気が急上昇中だ。

このシリーズは、4月1日から4月7日までの1週間で440万回視聴され、ネットフリックスにおける英語のテレビ番組ランキングで4位に入った。この週の1位は世界的なベストセラーとなった中国のSF作家、劉慈欣の小説を原作とする『三体』で、2位は『神と交わした約束: モーセの物語』、3位は『ジェントルメン』だった。

4月3日から配信が始まった『不可解事件ファイル』の各エピソードは、それぞれの事件で何が起こったかについてのインタビューや、再現ドラマをフィーチャーしている。

このシリーズが始まって以降に、過去の有名な謎めいた事件に対する世間の関心が再び高まったことが、検索トレンドに現れている。その中には、1973年にミズーリ州パスカグーラで起きた、2人の男性がエイリアンの宇宙船に拉致され、検査された後に地球に戻されたと主張したパスカグーラ事件や、1978年にカリフォルニアの荒野から5人の若者たちが突然消息を絶った、ユバ郡5人失踪事件(ゲイリー・マティアスの失踪)などが含まれている。

また、エピソードのひとつは、宇宙人に関する主張と米国政府との関係を掘り下げており、特に昨年、国防総省の内部告発者が、当局が「未確認飛行物体を回収し研究するプログラムを長い間隠していた」と主張したことに関連した内容になっている。

昨年夏、空軍の元情報将校が議会の証言で、米国政府は1930年代から「人間ではない存在」の活動に気づいていたが、長い間それを隠蔽していたと主張した。国防総省は彼の主張を否定し、そのような隠蔽を示唆する信頼できる証拠はないとする報告書を発表した。

『不可解事件ファイル』の視聴時間は、公開から5日間で2140万時間を記録した。

2021年に行ったギャラップの世論調査によると、異星人の宇宙船が他の惑星や銀河から地球を訪れていると信じる米国人の割合は40%で、2年前の約33%から上昇していた。2019年のイプソスによる世論調査では、米国人の46%が幽霊を信じていることがわかった。

「私は生命が存在する別の世界があることを知っている。そしていつの日か、それが疑いなく事実であることを誰もが知るようになるだろう」と、パスカグーラ事件のエピソードに登場するチャールズ・ヒクソンは述べている。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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