ナゲッツの攻撃の代名詞はヨキッチとマレーのPick&Rollです。
ナゲッツは彼ら2人を起点にしたオフェンスの動きを様々展開してきます。敵が2人に集中すると周りのシューターが外から高確度で射抜いていきます。攻撃面で3番手を担うマイケル・ポーターJrは3Pt 39.7%の確率でシュートを決めます。一方、ケンティビアス・コードウェル・ポープは3Pt 40.7%の確率を持っています。
昨シーズン優勝した絶対的な経験値を持ってプレーオフに臨むナゲッツは、やはり西地区で一番怖い存在です。先述したセルティックス相手にもシーズンでは2勝0負を記録しており、すべて接戦でしたがナゲッツが勝利をしています。このまま今季もナゲッツが優勝し、ナゲッツ王朝が始まるのか、展開が楽しみです。
そのほかの東西の注目チームは?
東地区ではシクサーズを挙げたいです。大エースのジェエル・エンビードの怪我により順位を落としましたが、シクサーズは恐ろしい存在です。エンビードが欠場するまでは東上位をキープしており、エンビード自身もシーズンMVP級の活躍をしており、誰も止められない存在でした。そんなエンビードがシーズン終盤に復帰し、フルメンバーが揃ったシクサーズは他チームからしても対戦したくない相手だと思うので、シクサーズがプレーイントーナメントからどこまで勝ち上がるか非常に楽しみです。また西での注目チームはフェニックスサンズです。シーズン中は主力の怪我も多くケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールのBIG3がそろわなかったですが、終盤に全員がそろい完全体でプレーオフに入ります。昨シーズン優勝したナゲッツに唯一2勝したチームですし、今季はビールもいるため、個の力での戦いになった場合サンズが一気に勝ち上がる可能性も十分あります。
そのほかにも楽しみなチームは数々ありますが、今季の優勝大本命チームについて色々書いていきました。皆さんの今季の優勝チームはどこでしょうか?
Forbes JAPANでは引き続き、NBAの最新話を更新していきますのでご期待ください。僕と一緒にNBAを盛り上げていきませんか?
連載:まっつんのNBAだべり場