ウーバーは既に米国内で商品の配達サービスを計画中だが、それに先駆け7月27日から、シンガポールとクアラルンプールで、運転手がシャオミの最新端末Mi Noteを届けるサービスを行う。これは、Mi Noteがシャオミのウェブサイトから注文可能になる日よりも一日早い。
ユーザーらはウーバーのアプリを開き、画面の下にあるスライダーからシャオミの端末を注文する。すると、マップ上にシャオミブランドのオレンジのウーバーカーが近づいてくるのが確認できる。シャオミによれば注文から数分で顧客らはMi Noteを手にできるという。
シャオミの東南アジア・ゼネラルマネージャーのスティーブ・ビッカーズは「これはシャオミの顧客にとっていち早くMi Noteを入手できる画期的な方法だ」と述べた。
シャオミにとって今後重要な東南アジアの顧客の心をつかむ、優れたマーケティング手法と言えるかもしれない。東南アジアにどれだけのウーバー利用者がいるのかは不明だが、7月27日にアプリを開いた全ての現地ユーザーらの目に、オレンジのMiアイコンが飛び込むことになるのだ。
報道によるとウーバーは、今年の初めから米国で、運転手がオンラインショッピング利用者らに、商品を即日配達するシステムのテストを行ってきたという。4月のテッククランチの報道によると、Hugo BossやNeiman Marcusを含むいくつかのアパレルメーカーらがウーバーと協議を行っているという。