キムは以前から、自身の作品がNieRから大きな影響を受けたことを公言している。しかし横尾はそんなキムを大絶賛し、自分は『マグナカルタ』時代からキムのファンだと言明。「『Stellar Blade』はめちゃくちゃ素晴らしいゲームで、『NieR:Automata』よりも全然いいと思いますよ」「グラフィックスが完全に新しい世代のクオリティに達している」と褒めちぎった。
もちろん、キムは自分のゲームの方が優れているとの見方を否定。「対談が進めば進むほど『Stellar Blade』の立ち位置がない気がしてきました」と吐露し、「ストーリー作りについてはヨコオさんにはとても及ばず、ゲーム性で補おうとしています」とも語っている。
『Stellar Blade』は4月26日の発売に先立ち、短いデモが公開されている。ソフトはすでに報道関係者の手に渡っており、発売前にレビューが解禁されるはずだ。『NieR:Automata』は批評サイト「メタクリティック」で批評家スコアが88点、ユーザースコアが8.9点という素晴らしい評価を受けている。『Stellar Blade』の評価はまだわからないが、スコアが『NieR:Automata』に及ばなかったとしても、良作ではないとは言えない。
キムは以前、『Stellar Blade』開発に当たり、『NieR:Automata』に加えて漫画『銃夢』と映画『ブレードランナー』から影響を受けたと語っていた。一方、横尾は『新世紀エヴァンゲリオン』に一番影響を受けたという。横尾はまた『Stellar Blade』について、アクションが非常におもしろいと評価し、その理由をこう説明した。