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2024.04.15 17:00

iPhone、ガイドライン変更で「ゲームエミュレータ」アプリがさっそく登場

安井克至
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実際、アプリはうまく機能する。私は数十年所有している『スーパーマリオワールド』をiPhoneとiPadでプレイした。プレイ画面はiPhoneを立てて持っているとその上半分に表示され、横向きにすればより大きく表示できる(ただし、重ねられたジョイパッドとボタンの表示が少し邪魔になるが)、iPadでのプレイはより簡単だが、レトロなグラフィックスの限界があらわになる。

ルール変更から数日後にiGBAが登場したため、近い将来にエミュレータアプリの大量登場を目にするかもしれない。しかし、状況はより複雑で、問題がある。

The Vergeによると、「iGBAは開発者マッティア・ラ・スピーナ自身の作品ではない」ようだ。同メディアへのメールでは、「開発者ライリー・テストゥットは、このソフトは10年以上前にiOS用に作成したオープンソースエミュレータ、GBA4iOSの非公認クローンであると述べた【略】 彼は自分のアプリがGNU GPLv2ライセンスを使用しているという。あるマストドンのユーザーは、iGBAがライセンスを参照していないことを発見し、これがその条件に違反する可能性があると指摘した。にもかかわらず、テストゥットが不満を抱いているのはアップルであって、ラ・スピーナではない」という。

テストゥットは、近々彼自身のアプリDeltaを立ち上げる予定だという。The Vergeは続ける、「コメントを求められたラ・スピーナは、テストゥットのコードを使用したことを明確には認めなかったが、The Vergeに対して『アプリがこれほどの反響を呼ぶとは思わなかった、本当に申し訳ない』と述べ、テストゥットにメールで連絡を取ったと付け加えた」という。iGBAが位置データや識別子などのデータを収集することに注意する価値がある。DeltaがApp Storeに登場するのを待つのが良いかもしれない。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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