スウィフトと一緒にいたのは、ボーイフレンドのNFL選手のトラビス・ケルシーだった。2人は手をつないで会場に現れ、楽しい時間を過ごしていた。
スウィフトは少なくとも一度、バックステージに姿を見せたが、フェスティバル本来の姿を体験するために人ごみの中にも入っていった。テックハウス界の新星と呼ばれるオーストラリア出身の DJ/プロデューサーのドム・ドラの観客席では、スウィフトとケルシーがノリノリで踊る姿がオーディエンスによって撮影され、X(旧ツイッター)で拡散された。
Taylor and Travis together at Dom Dolla’s set! #Coachella2024 pic.twitter.com/ZV192myGuq
— Taylor Swift Updates (@SwiftNYC) April 14, 2024
Travis picking Taylor up during Dom Dolla’s set so she could see through the crowd 🥹🔥 #Coachella2024 pic.twitter.com/QHbKDcw0uE
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スウィフトはアイス・スパイスのパフォーマンスも楽しんだ模様だ。このラッパーは、スウィフトのアルバム『Midnights』の収録曲の『Karma』で彼女とコラボして以降にスターダムに上り詰めた。スウィフトは彼女のステージに参加しなかったが、スパイスは彼女がそこにいることに感激している様子だった。
スウィフトとケルシーがコーチェラを訪れたというニュースは、一部の著名アーティストへの関心を奪った模様だ。12日に行われたラナ・デル・レイのパフォーマンスは、さほど話題にならなかったように見えるが、その理由のひとつは、彼女の友人のスウィフトがそこに居なかったからかもしれない。さらに、ノー・ダウトがオリヴィア・ロドリゴと共演したことですら、スウィフトがコンサートに参加したことに比べれば、さほど大きな話題にはならなかった。
スウィフトが、今年のコーチェラの群衆の中に溶け込んでフェスティバルを楽しんだのは、予想外の出来事だった。この記事も含め、彼女の一挙手一投足に注目が集まるのは、それほど意外なことではないが、スウィフトがパフォーマンスを披露したわけでもないのに、フェスティバルで最も注目を集めたアーティストとなったことは印象的だ。
(forbes.com 原文)