経済・社会

2024.04.12 19:00

「2050年の東京」を体感 SusHi Tech Tokyo 2024がまもなく開催

小池百合子東京都知事と「SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラム」実行委員会メンバー

小池百合子東京都知事と「SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラム」実行委員会メンバー

4月9日、次世代の東京の姿を提案するテクノロジー・アイデアの展示イベント「SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラム」のメディア向け発表会が開催された。

「SusHi Tech Tokyo」とはSustainable High City Tech Tokyoの略で、持続可能性のある都市を最先端のテクノロジーで実現しようと、東京から世界へ向けて発信するプロジェクト。

昨年から始まり2年目となる今年は、国内外のスタートアップの有識者が集う「グローバルスタートアップ プログラム」、五大陸の都市のリーダーが一堂に会する「シティ・リーダーズ プログラム」に加え、食やモビリティ、さまざまなテクノロジーを体験することができる都市型イベント「ショーケースプログラム」の、大きく3つのプログラムの開催が予定されている。

今回のメディア向け発表会では、4月27日(土)から5月26日(日)の約1カ月にわたって日本科学未来館や有明アリーナなど、お台場・有明周辺の湾岸エリアで開催されるショーケースプログラムについて、実際にイベントで展示される企画が先行公開された。

プログラムのコンセプトは、「2050年の東京」。期間中、イベントへは一般参加が可能となっており、原則無料だ。東京都は、エリア全体で50万人の来街者を見込む。



発表会には、小池百合子東京都知事が登壇。「次世代モビリティやロボット、AIなど、さまざまな未来のテクノロジーを楽しめる。新しい東京の姿を体感してほしい」と話し、イベントでラインナップされるテクノロジーに対して期待を寄せた。



ショーケースプログラムの実行委員長を務める株式会社arca代表取締役社長の辻愛沙子氏からは、「開催に向けて1年半にわたり準備してきた。このイベントが、都民一人ひとりにとって“未来の東京”を考えるきっかけになれば」と、訪れる参加者と双方向性をもったイベントにしたいという思いが語られた。

9日には、開催期間中の展示の入場・体験の予約が公式サイトで開始された。会場のマップやイベントのタイムテーブルを確認できる公式アプリも、同じくリリースされている。

SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラム 公式サイト
https://www.sushitechtokyo2024-sc.metro.tokyo.lg.jp/

文=加藤智朗

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