音楽

2024.04.13 13:00

TikTokから削除されたテイラー・スウィフトの楽曲が「謎の復活」

Taylor Swift | The Eras Tour - Melbourne, Australia(Photo by Graham Denholm/TAS24/Getty Images for TAS Rights Management)

ユニバーサル ミュージック グループ(UMG)は2024年1月末、「ロイヤリティが低すぎる」との理由で、テイラー・スウィフトを含む所属アーティストの楽曲をTikTokのライブラリから削除した。しかし今、不思議なことにスウィフトの楽曲の一部が再びこのアプリで利用可能になっている。

スウィフトの「You Belong With Me」や「Fearless (Taylor's Version)」、「Cruel Summer」、「Is It Over Now? (Taylor's Version)」、「ME!」を含むヒット曲のいくつかは、すでにライブラリから削除されていたにもかかわらず、11日の時点で動画内での利用が可能になっていることが確認された。

ニューヨーク・タイムズ紙は、スウィフトはUMGに所属するアーティストだが、彼女の楽曲の作詞・作曲権と録音権はUMG傘下のユニバーサル・ミュージック・パブリッシング・グループが所有していると報じている。スウィフトが2018年から所属するUMGとTikTokとのライセンス契約は、1月31日で失効している。

UMGは、TikTokが提案したアーティストとソングライターへの報酬が「同様の主要なプラットフォームが支払う報酬に比べて極端に低かった」と主張していた。

フォーブスは今回の楽曲の復活についてTikTokとUMGにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。

フォーブスは、スウィフトの保有資産を約11億ドル(約1690億円)と試算している。彼女は、昨年10月にビリオネアになった後、今年初めてフォーブスの世界の富豪ランキングに登場した。

UMGは、1月に自社のアーティストの楽曲がTikTokで利用できなくなることを発表した際、「アーティストへの補償」や「人工知能(AI)の有害な影響からアーティストを守ること」、「TikTokユーザーのオンライン上の安全性」という3つの重要な問題についてTikTokに迫ったと述べていた。

TikTok側は、これに対し、UMGの主張は誤りであり、10億人以上のユーザーを抱える強力なプラットフォームから手を引くレーベルは「利己的」だと述べていた。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事