健康

2024.04.15

朝型人間の真実、集中度の計測結果で明らかに

プレスリリースより

「筋金入りの三日坊主」で「すぐに怠ける」「メンタルの弱い」社長が開発した集中力を高めるアプリ「集中」のデータから、社長が日ごろから疑問に感じていたことを調査した。

「世の中には朝型人間=立派な人というようなイメージがありますが、朝からカフェでMacBookを開いているような人々が本当にちゃんと集中できているのか」とbondavi(ボンダビ)の代表、戸田大介氏は疑わしく思っていた。そこで、「集中」の集中度入力機能をオンにしているユーザーの記録約1万件から、1日の集中度の変化を集計した。

それによると、集中度がもっとも高いのは午前4時から9時までの間だった。反対に、午前0時から4時までの深夜が集中度がいちばん低くなる。15時からしばらくは休憩を挟んでリフレッシュした影響か、やや高まるが、全般に集中力は落ちる。つまり、早朝は集中力が高いことがわかり、同社は「疑って申し訳ない結果」と反省している。

しかし、これはあくまで平均値としての傾向にすぎず、遺伝的要素による夜型や、どちらでもない人がいるのも事実。なので、「全従業員、これから早朝に仕事を始めるべし」みたいな判断は合理的でないとbondaviは忠告する。「重要な仕事だけ朝やってみる、くらいに試してみるのは良いかもしれません」とのことだ。
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「集中」は、「すぐに仕事を怠ける社長が、堕落して会社を潰さないようにと作った集中アプリ」というもので、宣伝をせず口コミだけで累計270万ダウンロードを記録した。同社のどのアプリにもアプリ内課金があるが、有料の機能は「無駄機能」と自ら明記し、「99.9パーセント課金されないアプリ」を誇る。それでいて、国内外で累計600万ダウンロード近くを達成し、寄付だけで黒字経営を続けている。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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