黒龍江省(「永利」ほか)
吉林省(「四季香」「千里香」)
遼寧省(「太陽城」「小城故事」「錦州焼烤」「四季海岸」ほか)
北京(「東来順」)
河南省(「池袋小吃居」)
山西省(「刀削麺倶楽部」)
陝西省(「凡記西安肉夾饃」ほか)
甘粛省(「蘭州拉麺火焔山」ほか)
新疆ウイグル自治区(「大新疆」ほか)
上海(「永祥生煎館」「大沪邨」「上海新天地」ほか)
重慶(「周黒鴨大夫人」「小魏鴨脖店」ほか)
四川省(「品品香」「四川麻辣湯」「寛窄巷子」「諸葛烤魚」「撒椒」ほか)
雲南省(「ムーさんの蒸鍋館」)
湖南省(「湘聚」ほか)
福建省(「福清菜館」ほか)
広東省(「逸品飲茶」「民記煲仔飯」)
台湾(「友誼食府」)
ハラール中華(「アリヤ」ほか)
中華スイーツやファストフード(「Cotti Coffee」「叫了个炸鸡(CALL A CHICKEN)」ほか)
このように池袋には中国各地の地方料理が網羅されている。そしてこれに加えて、海外の外食チェーンや若い中国系オーナーによる個性的な店も次々と現れ、最新の現地の食のトレンドが日本にいながら体験できるようになっている。
実にバラエティ豊かだが、池袋に「ガチ中華」が現れ始めた2000年頃にオープンした店から、今春オープンしたばかりの店まで新旧さまざまだ。
オーナーの出身地も多様で、必ずしも自分の故郷の料理を提供しているとは限らないところも最近の傾向だ。彼らはいまどんなジャンルの料理が人気なのか、常に商売上で他店との差別化を考えているからだ。
また最近では、「中国のスタバ」といわれるコーヒーチェーンやハンバーガーチェーン、タピオカドリンクや中華スイーツを出すカフェも多くあり、それらが出店した背景や現地の外食事情なども、ツアーではなるべく説明するようにしている。