新ビリオネアで最も有名なのはもちろん、テイラー・スウィフトだ。数々の新記録を樹立した「THE ERAS TOUR(ジ・エラズ・ツアー)」の興行収入などにより、資産額は11億ドル(約1700億円)に増加。作曲とパフォーマンスだけでビリオネアとなったミュージシャンは、スウィフトが初めてだ。
米プロバスケットボールNBAのレジェンドで実業家のマジック・ジョンソンも、今年新たにビリオネアとなった。プロスポーツチームや映画館、スターバックスのフランチャイズ店舗、不動産、医療への投資により、資産額を推定12億ドルへと増やした。
今年の新ビリオネアの半数以上は、財産の相続ではなく、自ら起業するなどして財をなした「セルフメイド」富豪だった。その中でも最年少となったのは、日本人起業家の佐上峻作(33)。神戸大学出身の佐上は、人工知能(AI)を使ったM&A仲介事業を手掛けるM&A総合研究所(本社東京)を創業し、推定19億ドル(約2900億円)の資産を保有している。
(forbes.com 原文)