2. アリス・ウォルトン
723億ドル(74歳/米国/ウォルマート)ウォルマートの株価が過去12カ月で34%上昇したことを受け、米国で最も裕福な女性、ウォルトンの資産は前年から156億ドル増加した。
1992年に死去したサム・ウォルトンの1人娘であるアリスは兄たちとは異なり、アート業界で活躍。地元アーカンソー州のベントンビルに、アンディ・ウォーホルやノーマン・ロックウェル、マーク・ロスコなどの作品を所蔵するクリスタル・ブリッジーズ・アメリカン・アート美術館を開設したことなどで知られている。
3. ジュリア・コークと家族
643億ドル(61歳/米国/コーク・インダストリーズ)成人した3人の子たちとともに、2019年に死去した夫のデイビッド・コークから米エネルギー関連複合企業、コーク・インダストリーズの株式42%を受け継いだ。メトロポリタン美術館の理事を務める。
4. ジャクリーン・マーズ
385億ドル(84歳/米国/キャンディ類、ペットフード)兄ジョンと亡き兄フォレスト・ジュニアの4人の娘たちともに「M&Ms」や「スニッカーズ」などのチョコレート菓子や、ドッグフードの「ペディグリー」などで知られる食品の世界大手、米マースの株式のうち約3割を保有。
5. マッケンジー・スコット
356億ドル(53歳/米国/アマゾン)離婚時にアマゾン株の4%を取得したスコットがこれまでに寄付した金額は、合わせて約173億ドルにのぼる。