製作したのはユニークな家電製品を開発し続けているライソン。パインアメと水を入れて電源ダイヤルを回すと、パインアメのシロップができる。お鍋や電子レンジでも普通に作れるのだが、パインアメのロゴ入りのかわいいデザインが、「パインアメ専用」という感じで胸にグッとくる。
ライソンはこのほかにも、ペヤングソースやきそばを炒める専用のホットプレート「焼きペヤングメーカー」や、新幹線がお皿を載せて線路の上を走る「回転寿司トレイン」など文句なしに欲しくなる製品や、電気で燻製ができる「スモークインフューザー燻製器」、58秒でトーストが焼ける秒速トースターといった画期的な製品を世に送り出し、これまでにジェネリック家電製品大賞を8回受賞している。
ジェネリック家電とは、一般社団法人ジェネリック家電推進委員会(JGHEP)の規定によると「国内大手家電8社以外の、JGHEPが認定する優秀な中小家電メーカーが作った優良な日本品質家電を意味する」ということだ。かつて、大手メーカー以外から発売されるちょっとユニークな家電製品は粗悪な海外製品と十把ひとからげに「B級家電」などと呼ばれていた。それを憂いた流通ジャーナリストの近兼拓史氏が、優秀な日本製家電製品を区別するために生み出したのが「ジェネリック家電」という言葉だ。近兼氏はJGHEPを設立し、2013年10月からジェネリック家電製品大賞を開催している。
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