ニュースサイト9to5Macは4月1日、アナリストのジェフ・プーの新たなレポートを掲載した。そこには、AirPods Liteと呼ばれる廉価版のAirPodsが2024年の下半期にリリースされると記載されている。プーは、アップルがこの低価格モデルのおかげでAirPodsの生産台数を増加させると予測している。
著名アナリストのミンチー・クオも1月のレポートで、新たなAirPodsはアップルがこれまで製造した中で最も安価なものになる見通しで、目標価格が99ドルに設定された述べていた。「次世代のAirPodsは、2024年の下半期から25年の上半期にかけて大量出荷が開始される可能性が高い」と彼は述べていた。
99ドルというのは、非常に大胆な価格設定に思えるが、決してあり得ない価格ではない。アップルは2020年に299ドルのスマートスピーカーHomePodの廉価版のHomePod miniを99ドルで発売していた。
プーはまた、オーバーイヤー型イヤホンであるAirPods Maxの新バージョンが今年登場すると予測したが、この予測は以前のクオの予測と一致しており、確かにそのタイミングは理にかなっている。初代のAirPods Maxは2020年後半に発売されており、新モデルはほぼ4年ぶりのアップデートになる。このデバイスの詳細は明らかになっていないが、オーディオやその他の機能のアップグレードが期待できそうだ。
(forbes.com 原文)