キャリア

2024.04.07

リストラで落ち込んでも必ずやるべき「7つの行動」

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予算削減、リストラ、解雇──職を失うのは、ひどい気持ちになるものだ。落ち込んでしまう時もあるだろう。

そんな状況でも前に進んでいくため、以下に紹介するステップを、毎日一つは行動しよう。

自分の権利を理解する

退職金や、未消化の有給休暇、健康保険の継続期間などについて再確認しよう。そう話すのは、採用プラットフォームEnjoy Mondays(エンジョイ・マンデイズ)の創業者トラヴィス・リンデモンだ。

会社と交わした雇用契約にある競業避止義務(在職企業と競業する企業の設立や、競業企業への転職を禁ずること)を再読し、必要に応じて、交渉の余地があるかどうかを調べよう、とリンデモンは助言している。また、利用できる再就職斡旋サービスの有無も把握しよう。

次に就きたい職について考える

働いていない時は、自らを見つめ直す絶好のチャンスだ。職業をそう簡単に変えられないなら、せめて、自分の仕事の好きなところと嫌いなところを見極め、今後の職探しの参考にしよう。腰を据えて働ける会社が見つかるまでは、短期の仕事や業務請負を検討するのがいいと、リンデモンはアドバイスしている。

履歴書とLinkedInプロフィルをアップデートする

キャリアアップ支援サービスTeal(ティール)の人材部門責任者マイク・ペディットはそう助言する。

明確で重要な業績を中心にして情報を簡潔にまとめ、ミスがないよう注意しながら、いつでも雇用主に見てもらえる状態にしよう。また、前の上司に相談して、LinkedInに推薦状を書いてほしいと依頼しよう。その際は遠慮せず、次の仕事に役立ちそうなスキルや、プロフェッショナルとしての特性を前面に出してほしいと頼もう。
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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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