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2024.04.03

スマホの無制限ギガプラン、実使用量は10GB以下が約6割

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スマホの通信代、どのプランにすべきなのか結構悩む人は多いはず。格安SIMにより通信料金がグッと下がり、大手キャリアも格安ブランドを立ち上げるなど、以前よりはだいぶ価格を抑えられてきたが、それでも自分の通信量に見合ったプランはどれなのか

スマホ情報メディアのiPhone大陸が、「スマホのデータ通信量に関するアンケート」を実施し。30代~40代を中心に10代から60代までの人が回答し結果を公開している。

それによると、まず回答者が利用しているキャリアは、「ドコモ」がトップで、2位に「楽天モバイル」、3位に「au」となっており、格安SIM系はキャリアに比べて少ない割合だ。

いま契約しているプランについては、もっとも多いのが「31GB以上(無制限含む)」で、続いて「3GB」、「11~20GB」と続いている。キャリアは最近小容量か無制限などの大容量プランの2択化がほとんどのため、このような結果になっているのかもしれない。

では、実際には月にどのくらいの容量を使っているのかというと、「1GB以下」がトップ、続いて「3GB」、「2GB」と小容量が続いた。「31GB以上」が5位になっているが、データ無制限プランを利用している人の実際の使用量を集計してみると、31GB以上利用している人は1人もいなかった。


年代別に集計してみると、10代は回答者が著しく少ないので無視しても、やはり大容量使う人は20代が多いようだ。スマホで動画を見るのは当たり前の世代だけに、大容量プランを利用したほうがベターかもしれない。

筆者も最近プランを見直したが、月20GBプランで実際に使っている使用量は多くて4GBていど。というのも、自宅にも事務所にも光回線を引いているため、外出する以外はWi-Fiで生活しているためだ。それでも、小容量ブランよりは安く済む場合が多いので20GBプランにしている。

人によってネット環境も生活環境も違うため、何が最適なのかは利用量の傾向をみて判断する必要がある。家族まとめて30GBなどと、通信量を効率よく共有するプランもあるので、キャリアやプランを見定めて、効率の良いプランを選択したい。

出典:iPhone大陸スマホのデータ通信量に関するアンケート」より

文=飯島範久

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