【お知らせ】Firefoxでの記事閲覧について

サービス

2024.03.30 15:00

Apple Vision Proだともっと楽しい3つのゲーム

Alto's Odyssey: The Lost City(Team Alto)

まもなくApple Vision Pro向けゲームのラインアップがさらに充実する。米国時間3月28日、すでにiPhoneとiPadで提供されている3つのタイトル『Spire Blast』『Gibbon: Beyond The Trees』『Alto’s Odyssey: The Lost City』がVision Proでもプレイできるようになる。

どんなゲームかご存じない人のために、以下に概要を紹介する。

Spire Blast

もしあなたが、怒りっぽい顔のドラゴンというアイデアが好きならば、このゲームはぴったりだ。もちろんそのドラゴンはパズルゲームを魅力的にするためのもので、あなたは色分けされたボールをブロックのタワーにぶつけなくてはならない。正しいボールを正しいブロックに当てれば、たちまちすべてが崩壊する。間違ったブロックに当てても何も起こらない。

Spire Blast(Orbital Knight)

Spire Blast(Orbital Knight)

何よりもすばらしいのが、注意深く構成されたゲームの物理演算だ。必殺の一撃を放つと、ゆらゆらと壁が揺れ、タワーが崩壊するまで思わせぶりな間がある。

・Apple Vision Proでプレイすべき理由

本ゲームの魅力の1つはブロックが崩れる時の音だが、これはVision Proがうまく処理してくれるはずだ。そして、Vision Proの没入感あるディスプレイ上で、プレイヤーの周りにブロック転がる光景はすばらしいものになるだろう。

Gibbon:Beyond The Trees

木々の間をすり抜けていくギボン(テナガザル)の動きは、本物のテナガザルが森の中を移動するダイナミックな動きに基づいたものだ。手描きのグラフィクスは息をのむほど美しく、禅のような不思議な感覚を味わえる。
Gibbon: Beyond The Trees(Broken Rules)

Gibbon: Beyond The Trees(Broken Rules)

・Apple Vision Proでプレイする理由

iPhone SEでも没入感があるため、Vision Proの巨大ディスプレイはこのゲームを特別なものにするだろう。人の心を動かし夢中にさせているこのゲームを、大画面でプレイしたら驚くほど感動的するはずだ。

Alto’s Odyssey: The Lost City

このゲームでも物理演算も重要だ。プレイヤーは変化する環境の中を延々とサンドボードで進み、複雑なジャンプなどを繰り返していく。遊び方は比較的単純だが、岩壁をすり抜けたり、厄介なキツネザルから逃げたり、熱気球の上で跳ねたりと適度なフラストレーションがある。それでも物足りなければ、ウィングスーツを着て空を飛ぶこともできる。

Alto's Odyssey: The Lost Temple。Altoが飛んでいるところを見よ(Team Alto)

Alto's Odyssey: The Lost City。Altoが飛んでいるところを見よ(Team Alto)

・Apple Vision Proでプレイする理由

私がファンであることにはお気づきだろう。ゲームのメカニックにゆったりと浸っていると、突如、宙返りしたりバウンドしながらそれまでになく遠くまでサンドボードに乗っている自分に気づくことがある。満足感の高まる瞬間だ。

実際私は、おそらくこのゲームのためだけにApple Vision Proを買うだろう。そしてうれしいことに、1台のアップルデバイスでApple Arcade(月額900円)を購入すれば、Vision Proを含むすべてのデバイスでプレイすることが可能だ。すべてのゲームがすべてのプラットフォームで動作するわけではないが、だからこそ今回のニュースはすばらしいものだ。

forbes.com 原文

翻訳=高橋信夫

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事