建設現場作業員のための「安全体感VRトレーニング」など、VRを使ったeラーニングの開発運営などを提供している積木製作は、このたび仮設機材レンタル事業を展開する杉孝と、足場の組立と解体に特化したレーニングサービスを開発し、販売を開始した。
メタバース内に現場を再現し、そこで作業を疑似体験するため、グループでの共同作業が可能。また遠隔で訓練に参加することもできる。使われる足場は「くさび緊結式足場」という種類のもの。現在主流の「ピゲ足場」と呼ばれるやつだ。必要な工具はすべて揃っていて、講師も同じ「現場」に参加して指導できるので、実地で訓練しているのと変わらない。ただ、落ちても怪我はしない。
専門家の監修によるシナリオに沿って訓練が行われ、作業後は体験内容のスコアの表示や、録画を見ながらの振り返り学習ができる。安全教育にも活用が可能とのことだ。
今後は、顧客のフィードバックをもとに定期的にトレーニング内容のアップデートを実施すると両社は話している。
プレスリリース