AI

2024.03.26 11:00

Z世代の36%が罪悪感、仕事でのChatGPTやAIの使用に

安井克至

AI活用方法

AIの使用には問題がある一方で、多くのメリットもある。調査では、49%がAIを使用することで創造性が高まったと回答し、7人に1人が収入が増えたと答えた。特に創造性とイノベーションを必要とする分野で、AIが生産性を向上させ、新たな機会を生み出す可能性があることを示唆している。

Z世代がChatGPTを利用する主な目的は以下のとおり。

・調査(61%)
・立案とブレインストーミング(56%)
・コンテンツの作成と生成(42%)
・求人応募で注目されるような履歴書や志願書の作成 (23%)

ChatGPTに「いずれ」職を奪われるという不安

Z世代は今年AIに自分の職が奪われるとさほど危惧しておらず、その可能性が高いと考えているのはわずか9%だった。だが、回答者の61%は、10年後には自分の仕事をAIがするようになる可能性があると考えている。特にプログラマーは、コードを書くのにAIを使っているため、AIに簡単に取って代わられるのではないかと考えている。だがChatGPTのようなAIを活用したツールは、コードを作成するための膨大な専門知識を持っているものの、非常に特殊、あるいは複雑な問題を解決するのに必要な深い経験や専門知識を欠いていることは注目に値する。

AIは浸透しており、仕事の未来を大きくかたち作る可能性を秘めている。AIが進化し続けるなか、私たちはAIをうまく活用することと、AIに依存しすぎないようにすることのバランスをとらなければならない。適切な教育と訓練によって、AIの力を活用して職場の生産性や創造性を高めイノベーションを起こすことができる。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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