暮らし

2024.04.01

山手線で家賃がいちばん安い駅は:家賃相場ランキング

プレスリリースより

新生活が始まるこの季節。就職や就学によって新居を探す人も少なくないはずだ。そんな引っ越しシーズンにJR山手線の駅から徒歩15分圏内の一人暮らし向け物件の家賃相場をリクルートの「SUMO」が調査・発表している。

それによると、JR山手線の30ある駅のうち、最も安かったのは、目白駅と田端駅で家賃相場は8万8000円だった。続いて、西日暮里駅の8万9000円、高田馬場駅の9万1500円となっている。逆に最も高かったのは原宿駅で13万7000円。最安との差は4万9000円もあった。

豊島区にある目白駅は、山手線以外ほかに路線のない単独駅。高校や大学、専門学校が多く、駅の東側には学習院大学のキャンパスが広がっている比較的閑静なエリアだ。ただ、池袋へ徒歩でも15分程度で行ける立地であるため、繁華街へのアクセスはいいほうだろう。

もう1つの田端駅は北区にあり、駅の北側には車両基地が広がるJRの拠点的な場所。駅ビルにはコンビニやスーパー、ドラッグストア、飲食店などの店舗が並び、普段の生活には困らない場所といえよう。

全体的に見てみると、家賃の相場が安いのは山手線の北側で、品川や東京、上野よりも新宿や原宿、渋谷、恵比寿、新橋あたりが高くなっている。家賃を10万円以内に抑えたいのであれば、新大久保駅から鶯谷駅の間の駅がオススメだ。

特に新大久保は家賃相場が9万8,500円とギリ10万円以下で、家賃相場が12万1,000円の新宿駅にもほど近く、2万円以上安くいエリアだ。駅前には韓国系の飲食店が多く、一人暮らしの食生活には困ることはないだろう。

このような主要駅にほど近いけど、比較的家賃相場の安い駅もあるので、引越し先を探す際は、目標の駅だけでなく、その周辺駅も調べてみたほうが良さそうだ。

出典:スーモジャーナル「【2024年】JR山手線、家賃相場が安い駅ランキング。目白駅と田端駅が8万8000円で同額1位に」より

文=飯島範久

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